悪質リフォーム業者を見抜く方法を解説! トラブル対処法も知ろう!


リフォームは最も手抜きしやすい工事といわれているため、悪質なリフォームトラブルが増加しています。悪質な業者にあたってしまうと、高い金額をかけてリフォームをしても、すぐに不具合が出てくることもあるのです。悪質なリフォームを避けるためには、見抜く力を身につけることが大切なポイントとなります。そこで、本記事では、悪質リフォームを見抜く方法とポイントを解説しましょう。

  1. 悪質リフォームの実例をチェックしよう!
  2. 悪質リフォームを見抜く方法
  3. 悪質リフォームの被害にあってしまったら?
  4. 悪質リフォームに関してよくある質問

この記事を読むことで、悪質リフォーム業者の手口にだまされないポイントが分かります。リフォームを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

1.悪質リフォームの実例をチェックしよう!

まずは、どんな悪質なリフォームがあるのか、実例を1つずつチェックしていきましょう。

1-1.突然の訪問販売による営業

近年、悪質リフォーム業者との間で増えているトラブルが、訪問販売による営業です。アポなしで突然訪問しては、「今すぐリフォームをしなければ危ない」「今だけお得にリフォームできる」などの謡(うた)い文句で契約を取ろうとします。訪問販売業者は会社の実態がないところがほとんどです。そのため、消費者が把握できないうちから契約を急がせる特徴があります。不安をあおるようなことをいい、契約を取ろうとする業者には注意が必要です。

1-2.高額な追加料金を請求された

「見積書にはない高額な追加料金を請求された」という悪質なトラブルも多い事例の1つです。業者に理由を尋ねても、「急な工事が必要になったから」「材料を追加したから」などの理由で相手にしてくれません。「早く支払ってもらわないと裁判を行うことになる」と脅迫まがいの発言をされ、支払わざるを得なくなったというケースもあります。悪質な業者は、見積書の内容が細かく記載されていないことが多いので注意が必要です。

1-3.広告用モニターや無料点検で釣られる

「広告用モニターになれば安くできる」「無料点検なのでお金がかかりません」などの手口で、家に上がったり契約を交わしたりし、後で高額なお金を請求するケースがあります。広告用モニター・無料点検などはとても魅力的な言葉に感じられますが、惑わせて釣る作戦なので注意が必要です。訪問販売で魅力的な言葉を押してくる業者には十分に注意してくださいね。

1-4.リフォームしてもらったけど、すぐに不具合が出た

実際に、契約を交わしリフォーム工事を行ったけれど、すぐに不具合が起きたというケースもあります。リフォームは最も手抜きしやすい工事だといわれており、素人ではきちんと工事を行っているのか、細かくチェックしなければ分かりません。また、施工不良・手抜き工事に関しては、以下のような実例があります。

  • 下地処理を行わずクロスを貼り、表面が凸凹になった
  • 外壁塗装で品質基準の塗料を塗らなかった
  • 塗料を指定以上に薄めて使っていた
  • 設計書どおりに施工されていなかった

この場合、ほとんどのリフォーム業者が工事保証を整えていない可能性があります。そのため、「工事し直してほしい」と依頼しても、スムーズに対応してくれません。再工事に高額な金額を請求してくる業者がほとんどです。

1-5.悪質なリフォームに対する相談件数やトラブルが増加中

主な実例を紹介してきましたが、このような悪質なリフォームの相談件数とトラブルが年々増えています。悪質なリフォーム業者が一向に少なくならないのは、リフォーム業界のシステムが関係しているからです。リフォーム業界は参入がしやすく、自宅兼事務所や電話があればできるといわれています。軽微な建築工事であれば、建設業の許可を取得していなくても営業が可能なのです。また、リフォームはうまくごまかしやすい内容ばかりなので、素人の目を欺くことができるのでしょう。

2.悪質リフォームを見抜く方法

では、どうすれば悪質リフォームを見抜くことができるのでしょうか。

2-1.悪徳業者の特徴をチェックしよう!

まずチェックしてほしいのは、悪徳業者の特徴です。悪徳業者は優良業者と比べると、以下のような特徴があります。

  • スタッフの対応(電話対応など)が悪い
  • 見積書を請求してもなかなか提示しない
  • 見積書の内容が大ざっぱ
  • どのリフォーム工事にいくらかかるか記載されていない
  • すぐに契約を交わし、工事を始めようとする
  • 契約書など書類を用意しない
  • 「今だけ」「お得になる」などアピールする
  • 契約を交わすまで何時間も居座る
  • 契約後に次々と別工事をすすめる

上記のような傾向がある業者は、悪徳業者の可能性が高いので要注意です。特に、年配の方や1人暮らしの方がターゲットにされやすいので、訪問業者の場合は家に上がらせないようにしてください。契約前は、できれば、身内の方などに同席してもらったほうがいいでしょう。

2-2.悪質リフォームで多い工事は外壁関連

リフォーム工事はさまざまな内容がありますが、悪質リフォームで多いのは外壁関連です。特に、外壁塗装は手抜きしやすい工事No.1なので注意しなければなりません。悪徳業者は、外から外壁・屋根の状態をチェックし、「塗り替えが必要です」と訪問販売をします。また、点検といって屋根裏や床下までリフォーム工事を行おうとするのです。惑わされず、きちんと断る勇気や家の中へ入れない心構えが必要となります。

2-3.業者選びのポイント

どのリフォーム業者に依頼すべきか悩んだときは、以下のポイントを踏まえて複数の業者を比較するといいでしょう。数社比較することで、それぞれの違いや業者の特徴が見えてきます。

  • スタッフの対応が丁寧でスピーディー
  • リフォーム工事の実績がある
  • さまざまな内容のリフォームを行っている
  • ホームページ等に今まで行ったリフォームの事例が記載されている
  • 無料見積もり・無料相談が可能
  • 見積書の内容が細かく記載されている
  • どのような質問に対しても分かりやすく説明してくれる
  • 契約書など書類関連をきちんとそろえてくれる
  • 口コミや評判がいい

上記のほかにも、予算に合わせたリフォームプランを提案していくれたり、実際にリフォームを手がけた家を紹介してくれたりと、サービスが充実している業者かチェックしてください。疑問を抱いたときには、すぐにその場で尋ねることが大切です。

2-4.狙われやすい家は古くて傷みがある家

悪徳業者が狙いやすい家は3つの特徴があります。1つ目は古くて傷みがありそうな家です。外壁塗装が剥がれているなど外から見てひと目で古いと分かるような家は訪問販売しやすい傾向があります。訪問を受けても家に入れず、家を作ってもらった工務店や大工に相談するなどしてください。
2つ目は、老夫婦や高齢者の1人暮らしの家です。悪徳業者は表札や洗濯物を確認し、どのような人が住んでいるのかチェックします。高齢者だけで生活している家は、うまい言葉で誘いやすいので狙う傾向があるのです。遠くに離れて暮らしている場合は、だまされないようアドバイスをしておく必要があります。
3つ目は、外壁を塗り替え・張り替えしたばかりの家です。リフォームしたことがあるとひと目で分かる家は、リフォームに興味がある家だと判断されます。外壁リフォームをしていても、屋根リフォームされていないケースが多いからです。また、後づけしたベランダやカーポートがある家もリフォームに興味があると判断されるので、狙われやすい傾向があります。

3.悪質リフォームの被害にあってしまったら?

もし、悪質リフォームの被害にあってしまったらどのような対処をすればいいのでしょうか。ここでは、行動すべき対処法について解説します。

3-1.信頼できる機関に相談する

パニックにならず、まずは落ちついて信頼できる機関に相談してください。全国の消費生活センターや国民生活センターへの相談をおすすめします。話をするときは、いつどこでどんな風にリフォーム工事の契約を交わしたのかなど、より具体的に説明することが大切です。なるべく早めに相談したほうが選択肢が増え、解決しやすくなります。1番いけないのは、相談せずに1人で悩み続けることなのです。

3-2.訪問販売はクーリング・オフが利用できる

訪問販売による契約の場合は、クーリング・オフが利用できます。クーリング・オフとは、契約時点から一定の期間内であれば、消費者が一方的に契約を解除できる制度です。ただし、すでに工事を始めていると、契約解除の手続きが複雑になるので注意しなければなりません。万が一、契約を交わしたとしても、クーリング・オフ期間中(契約から8日間)は工事を始めさせないようにしましょう。

3-3.強引な契約は消費者契約法で取り消すことができる

クーリング・オフ制度以外にも、消費者契約法で強引な契約を無効にすることができます。消費者契約法とは、2001年4月に施行された不当な契約から消費者を守るための法律です。たとえば、長時間に及ぶ居座り等で強引な勧誘だと認められた場合に、消費者契約法を使い解消することができます。不安な方は、できれば契約前に、公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センターなどに相談してください。契約後もリフォームに詳しい専門家へ相談することが大切です。

4.悪質リフォームに関してよくある質問

悪質リフォームに関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.リフォーム工事を始める前にチェックすべきことは?
A.工事前に、きちんと建物の状態をチェックしてくれるか否かです。優良業者のほとんどは、きちんと建物の状態をチェックし、どんな工事が必要か適正に判断します。しかし、悪徳業者は適当に点検を済まし、具体的なリフォーム工事に関する説明をしてくれません。また、工事の手順や使用する材料についても、見積書に記載しないケースがあります。重要な契約書類を用意せず口頭だけで済ませる業者もあるため、必要な書類がそろっているかも要チェックです。

Q.契約前の確認事項は?
A.工事内容を依頼者も把握し、設計図書・見積書・契約書など書類の内容を確認することです。そして、不安な場合は、第三者の信頼できる専門家に相談しましょう。これらの3点に注意しておけば、悪質なリフォームが防止できます。もし、リフォーム業者が必要以上に契約を迫ってきたり、不審に思ったりした場合は、契約前に相談機関へ相談しましょう。その場で契約を交わすのは危険です。

Q.工事中に手抜きか確かめるポイントは?
A.工事現場の観察です。工事現場には外壁塗料や資材など必要なものが用意されているので、書面に記載されているものと同じかどうかチェックしていきましょう。ほかにも、スケジュールどおりに進んでいるか、違う箇所の工事を行なっていないかなども要チェックです。不明な点がある場合は、一旦工事をストップさせて再度確認し合ったほうがいいでしょう。

Q.マンション・アパートなど集合住宅の注意点は?
A.マンションやアパートなど集合住宅は、エントランス・廊下・外壁・天井などをチェックし、営業をかけてきます。各部屋をまわるのは大変なので、共有部分のもろさを指摘し、全体的なリフォーム工事を行おうとするのです。集合住宅のリフォームはお金がかかり工事が長期にわたるため、本当に信頼できる業者へ依頼する必要があります。

Q.おすすめのリフォーム業者は?
A.浜松市の住宅リフォーム業者「造研」では、無料見積もりや無料相談を受けつけています。地域密着型のリフォーム業者で、約25年の実績をもとに、依頼者の要望に適したリフォーム工事を心がけているのです。「造研」のように、地元密着型で実績があり適切なプランを提案してくれる業者は、安心して依頼することができます。

まとめ

悪質リフォームの手口は巧妙になってきているので、優良業者との見極め方をきちんと把握することが大切です。特に、アポなしで突然自宅にやってきては「今すぐリフォームをしたほうがいい」と、巧みに契約を交わそうとする訪問業者には十分に注意してください。契約を急がせたり見積書を明確に出さなかったりなど、怪しさを感じる業者には安易に依頼しないようにしましょう。業者選びのポイントをしっかり踏まえた上で、リフォームの実績がある業者へ依頼することが大切です。