次の台風が来る前に! 屋根や窓の強風対策リフォームとは?


今年は、集中豪雨や台風など天候による災害・被害が多く発生してしまいました。住宅の屋根が飛ばされてしまうなど、強風による被害も多くあったことは記憶に新しいでしょう。台風が来る前に、住宅の強風対策をしたいと思った方のために、リフォームによる強風対策方法をまとめました。

  1. 強風対策の必要性とは?
  2. 屋根のリフォームは強風対策に有効
  3. 強風対策リフォームいろいろ
  4. 強風対策リフォームについてよくある質問

屋根・窓の強風対策や、リフォームのポイントなどについて詳しくご説明します。台風が来て手遅れになる前に、ぜひ参考にしてみてください。

1.強風対策の必要性とは?

まずは、自宅に強風対策を施す必要性について見ていきましょう。

1-1.強風による被害は自宅だけではない

近年では、台風・大雨など、気象による自然被害が全国的に目立ってきています。強風で屋根が飛ばされたり窓が割れたりといった被害が多いでしょう。また、自宅が被害を受けるだけでなく、自宅の屋根瓦が落ちたり板金が飛ばされたりすることで、近隣の方や住宅に被害を与えてしまうことも珍しいことではありません。

1-2.家の中で強風の影響を受けやすいのは屋根と窓

家の中で最ももろいのは、ガラス窓です。しかも、窓は割れやすい上に、飛散したガラスは凶器にも変わるため、危険な箇所といえるでしょう。
また、一見丈夫そうに見える屋根は、強風の被害を最も受けやすい箇所といえます。雨漏りしたり、瓦(かわら)や金属パーツが飛んでいってしまったりということもあるのです。

1-3.10~30年ごとに強風対策リフォームが必要

台風や豪雨の前は、ベランダに出ているものをしまったり、シャッターを閉めたりといった対策を行う人がほとんどでしょう。しかし、屋根の葺き替え(ふきかえ)や窓のリフォームなど、根本的な強化が必要な場合もあります。屋根や窓には耐用年数(10~30年)があるため、定期的に点検やリフォームを行う必要があるのです。

2.屋根のリフォームは強風対策に有効

次に、強風対策としての屋根のリフォームについて、具体的にご紹介します。

2-1.屋根の強風対策はなぜ必要か?

屋根の強風対策の必要性についてまとめると以下のとおりです。

  • 風速30m程度で瓦などが飛ばされる
  • 瓦などが飛ぶと周囲にも被害が及ぶ
  • 屋根や窓には耐用年数がある
  • 台風が接近し強風や雨が降っている時には工事できない

2-2.屋根のリフォームは台風が来る前に!

以下のような場合は、なるべく早めに屋根の強風対策リフォームを検討したほうがよいでしょう。

  • 屋根の耐用年数が近づいている・過ぎている
    (塗装:前回リフォームから10年程度。葺き替え:30年程度)
  • トタン屋根(あまり丈夫でなく、風速15m程度でも崩壊する可能性がある)
  • 台風シーズン前(台風直前だと工事業者が混みあう)

2-3.屋根リフォームの方法

屋根のリフォームには、主に二つの種類があります。

2-3-1.全面葺き替え

屋根を全面的に葺き替える工事です。屋根は、強風以外にも紫外線や外気温などの影響をとても受けやすいため、丈夫な日本瓦やセメント系の瓦でも耐用年数は30年程度とされています(住宅環境による)。トタン屋根の場合、10~20年に1度はメンテナンスが必要でしょう。そのため、定期的に屋根材を点検・交換する必要があるのです。

2-3-2.再塗装

屋根は、再塗装を施すことで耐用年数を伸ばすことができます。塗料も紫外線などによって劣化していくため、10年に一度は塗り替える必要があるのです。定期的に塗装しなおすことによって、耐熱・防水効果もキープできます。

2-4.リフォーム費用を抑えるコツとは?

リフォームは、一度にまとめて行うのがポイントです。工事のための足場代や機材・資材運搬費用などがかかります。これらは、一度にまとめたほうが割安になるためです。屋根以外にも、外壁・窓・扉・ベランダ回りなど、リフォームするべき箇所がないかチェックするとよいでしょう。

3.強風対策リフォームいろいろ

屋根以外にも、リフォームによって強風対策をできる箇所がいくつかあります。具体例をご紹介しましょう。

3-1.窓の強風対策やリフォーム

窓のリフォームや強風対策は、以下のようなものがあります。

3-1-1.窓フィルムを貼る

ガラス飛散防止シートなどを貼る方法です。自分でも手軽にできる対策でしょう。突風でものが飛んできて窓が割れても、粉々に砕けたり飛散したりしないので安全です。また、空き巣による窓割り侵入にも効果があるでしょう。

3-1-2.二重窓

窓を二重にして強化する方法です。内窓を強化ガラスにすることで、強風対策が行えるほか、外気温が室内に与える影響を抑えることができ、空調費用の節約にもつながります。

3-1-3.シャッターや格子の設置

窓の外壁側に、シャッターや格子を設置することで、飛来物による窓の破損を防ぎます。また、空き巣対策にもなるでしょう。

3-2.ドアの強風対策やリフォーム

古い玄関ドアは、隙間風が入ってしまったり、パッキンが劣化している場合があります。新しいものに交換することで、ドアを強化することができるでしょう。風が吹くとピュウピュウと大きい音が聞こえる場合にも有効です。

3-3.車周りの対策

カーポートの屋根は、あえて軽いものを使うことで飛びやすくなっています。屋根を支柱に強く固定すると、強風を受けたときに支柱ごと壊れてしまうのを防ぐためです。台風など強風に強いカーポートは「両支持タイプ」といいます。片側の支柱だけで支える「片支持タイプ」よりも壊れにくい構造になっているのです。

3-4.雨どい・ベランダ

雨どいやベランダも、強風や雨による影響を受けやすい場所です。劣化によるヒビ割れを点検しておきましょう。また、ベランダはサンルーフや手すりの傷みなどをチェックしてください。業者によっては、雨どいやベランダだけについてリフォームの依頼をすることもできるでしょう。

4.強風対策リフォームについてよくある質問

Q.雨漏りは自分で直せる?
A.屋根の上の作業は大変危険なため、自分での工事は絶対にやめましょう。工務店やリフォーム業者に依頼してください。

Q.屋根のリフォームの相場は?
A.使用する塗料や資材にもよりますが、全面葺き替え:120万円程度・再塗装:80万円程度が相場です。

Q.リフォーム業者の選び方とは?
A.リフォーム業者を選ぶポイントをご紹介します。

  • 強風対策・屋根工事の実績が豊富(過去実例が多いなど)
  • 予算に応じた工事を提案してくれる
  • 料金が分かりやすい・説明が丁寧
  • アフターフォローがしっかりしている

Q.リフォーム工事でトラブルを防ぐには?
A.リフォームを依頼する業者は複数選んでおき、見積もりを比較するとよいでしょう。金額だけでなく、工事内容や対応の丁寧さなどを知ることができます。また、予算は事前に伝えておき、その範囲内で相談にのってくれるところがおすすめです。あれもこれもと工事を勧めてくる業者に当たったときは、少し慎重になったほうがよいでしょう。ただし、劣化で崩壊の危険があるなど、本当に工事が必要な場合もあります。その際も、複数の業者に点検を依頼しておけば、本当に必要なのかどうかを知ることができるのです。

Q.リフォーム工事の依頼中・工事中・工事後にトラブルになってしまったら?
A.住まいるダイヤル(公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター)にて、リフォームに関するトラブルの相談を無料で受け付けてくれます。工事内容・見積書の見方・納期についてなど、リフォームにまつわるトラブルが発生してしまった場合は、相談してみてください。

まとめ

屋根や窓など、住宅の強風対策方法やリフォームのポイントについてご紹介しました。強風対策は、台風が来てからでは手遅れです。なるべく早めに工事業者に点検や見積もりを依頼しましょう。