ダイニングのリフォームで損をしないために! 費用とポイントを解説


毎日食事をするダイニングは、家族のお腹を満たすだけではなく、くつろぎやだんらんの大切な場所です。長年の使用で設備にガタが来たり、ライフスタイルの変化で使いにくさを感じたりし始めたら、リフォームを考えてみましょう。リフォームはお金がかかりますが、不満を感じながら我慢しているより、快適な暮らしを手に入れることはお金に換えられない価値があるのです。この記事では、ダイニングリフォームの方法から費用、よい業者の見分け方まで詳しく説明します。最近ダイニングが使いにくい、リフォームを考えているという人は、ぜひ最後まで読んでください。

  1. ダイニングリフォームについて
  2. ダイニングリフォームの方法
  3. ダイニングリフォームの工事などについて
  4. ダイニングリフォームに関するよくある質問

ダイニングは、ちょっとしたリフォームでも、使い勝手の良さやイメージが見違えるように変わることがあります。毎日の食事の空間が快適だと自然と笑顔が増えるでしょう。リフォームを成功させるために、この記事を参考にしてください。

1.ダイニングリフォームについて

ダイニングのリフォームに関する基礎知識を説明します。

1-1.ダイニングとは

ダイニングは、家族が毎日食事をとる場所です。家族一人ひとりに個室がある現代の住宅では、家族が集う場所として大切な空間といえます。最近は、独立したダイニングルームを設けることは少なく、リビングダイニングとして1つの空間とする住まいが多いのが現状です。今やダイニングは、家族が食事をするだけでなく、お客さまをもてなす場や、くつろぎの場、子どもの勉強やデスクワークスペースなど、多目的に使われる住まいの中心地といえるでしょう。  

1-2.ダイニングをリフォームする理由

ダイニングは毎日多くの時間を過ごす場所だけに、使い勝手の良さにはこだわりたいものです。しかし、子どもの成長やライフスタイルの変化に伴い、使いやすいダイニングの姿も変わってきます。長年の使用で傷んだ設備の補修も必要になるでしょう。こうした問題を解決するのがリフォームなのです。

1-3.リフォームをしたほうがいい場合

たとえば、収納が足りない、照明が暗い、独立型で使いづらいなど、不満点を書き出してみてください。この問題が、家具の買い足しや暮らし方の工夫だけで解決できない場合は、リフォームしたほうがいいでしょう。

1-4.リフォームのメリットとは

リフォームすることで、上記で挙げた不満や不便が解消されます。毎日食事をする空間が快適になると、居心地がよくなり、家族のだんらんも弾むでしょう。また、床や壁紙の張り替えなど補修をすることは、住居を長持ちさせることにつながるのです。

1-5.どんなリフォームができるか

ダイニングのリフォームは、壁紙や照明器具を替えるといった比較的簡単なものから、カウンターや収納の造作など大工仕事を必要とするもの、間取りの変更を伴う大規模なものまでさまざまです。ダイニングはキッチンやリビングと密接な関わりがあります。動線を意識するのはもちろん、同時にリフォームすることで、より快適な暮らしが実現するのです。どんなダイニングにしたいかという目的を明確にして、リフォームに臨みましょう。

2.ダイニングリフォームの方法

ダイニングのリフォームを成功させるために、知っておきたいことやリフォームの方法を解説します。

2-1.リフォームのタイミングとは

リフォームは、現状で補修が必要な箇所だけを考えがちですが、必要な部分をその都度工事していたのでは費用がかさんでしまいます。そこで、家全体のライフサイクルから考え、今後の予定も踏まえてまとめてリフォームする計画をたてることが望ましいでしょう。
一般的に、住まいは新築後10~15年で水まわりに不具合が出始めます。ダイニングをリフォームするなら、このタイミングに合わせて、キッチンのリフォームと同時に行うと効率がいいでしょう。壁紙や床の張り替えなども、隣接する部屋と一緒に済ませることで、二度手間を防いで費用も抑えることができます。

2-2.どんなダイニングにしたいか

リフォームの時期が決まったら、具体的なプランの前に考えを整理しましょう。前述のように現状の不満点を書き出したら、今度は理想や希望を書いていきます。収納や動線など機能的な事柄だけでなく、気持ちにもフォーカスして、ダイニングでどんな風に過ごしたいかをイメージしてみてください。具体的なイメージがわかない場合は、雑誌などの事例を参考にするといいでしょう。

2-3.キッチンとリビングの関わりかた

リビングのリフォームを考えたとき、キッチンとの関わりを無視することはできません。調理をする・運ぶ・片づけをする、などの動作がスムーズにできるような動線を確保しましょう。キッチンのリフォームについては、当ブログのこちらの記事でも詳しく説明しているので参考にしてください。

2-4.どんな方法があるか

ダイニングを中心にした空間レイアウトのパターンを3つ紹介します。リフォームプランの参考にしてください。

2-4-1.DK+L(ダイニングキッチン+リビング)

ダイニングキッチンとリビングの間に仕切りがあるタイプです。家族の食事中に来客があっても、仕切りがあることでプライバシーが保たれます。来客の多い家には便利な間取りでしょう。

2-4-2.LD+K(リビングダイニング+キッチン)

キッチンを独立型にすることで、リビングダイニングは完全にくつろぎの空間とするパターンです。独立型のキッチンは、調理に集中したい人や、ペットの出入りを制限するために選ぶ人もいます。

2-4-3.LDK(リビングダイニングキッチン)

居間・食堂・台所が1つの空間となるプランです。間仕切りを設けないことで広々とした空間を生み出すことができ、多機能な使い方ができます。キッチンとLDとの間でコミュニケーションが取りやすいことから、小さな子どもがいる家庭に人気です。

2-5.費用のかさむリフォームとは

費用がかさむのは、間仕切り壁の撤去や窓の増設や位置を変えるなど、家の構造に影響するリフォームです。たとえば、壁を撤去すると、耐震性を確保するための補強が必要となったり、窓の位置や大きさを変えると外壁の塗り直しが生じたりと、付随した費用がかかることがあります。また、キッチンも同時にリフォームする際に、水回りの移動を伴うと、配管や床の工事も必要になり、費用が増すのです。
予算が十分に取れない場合は、なるべくこれらの工事が必要ないようにプランニングしましょう。

2-6.リフォームの前に決めておきたいこと

リフォームは、5年後・10年後など長期視点に立って考えることが大切です。今後の暮らしの変化を見越した上で、間取りの変更まで必要か、どの程度の規模にするかなどを考えて予算を決めます。プランは、場所別に考えるだけでなく、全体でのイメージを統一しておくといいでしょう。ダイニングのリフォームの場合、リビングとの統一感を重視します。

2-7.プランなど

プランをはじめると、ついあれもこれもと希望が膨らんでしまいますが、まず、リフォームの目的を明確にすることが大切です。目的に合わせて優先順位を決めることで、予算内に収まります。リフォーム業者との打ち合わせで、自分たちの希望を十分に伝えるためにも、家族でよく話し合っておきましょう。
リフォームの実例を見るとイメージがわきます。参考として、リフォーム工房造研リフォーム事例をご参照ください。

2-8.注意点

ダイニングルームでは、部屋の広さとダイニングテーブルや食器棚の大きさと配置に注意が必要です。イスを後ろに引いたときにも人が通れるようなスペースの確保に気をつけましょう。

3.ダイニングリフォームの工事と費用について

リフォーム工事は信頼できる業者に依頼しましょう。ここではよい業者の見極め方や費用について説明します。

3-1.工事の流れ、日数

大規模な工事でなければ、ダイニングのリフォームは1~数日で終わることがほとんどです。工期は短いですが、工事の前までに部屋の片づけが必要なので、計画に入れておきましょう。一般的な日数は以下のとおりです。

  • 壁紙の張り替え:1~2日
  • 床の張り替え:3日前後
  • キッチンの取り替え:2~3日
  • キッチンに床・タイル工事を含む場合:1週間
  • レイアウト変更を含む大規模リフォーム:2~3週間

小規模なリフォーム工事は、住みながら行うことになります。キッチンも同時にリフォームをする場合は、その間の食事をどうするかも考えておきましょう。ホットプレートや卓上ガスコンロ、電気ポットで簡易的に調理したり、総菜や外食を利用したりすると便利です。

3-2.業者選びのポイント

理想のダイニングを実現するためには、技術力があり信頼できる業者に任せたいものです。いい業者と出会えるよう、以下のポイントを参考にしてください。

  • リフォームの実績が豊富
  • 無料見積もり・無料相談ができる
  • リフォームプランナー・インテリアコーディネーターが在職している
  • リフォームのイメージを分かりやすく提案してくれる
  • アフターフォロー・保証がしっかりしている

3-3.リフォーム費用について

ダイニングのリフォームは、簡単なものなら50万円以内でできることが多いでしょう。壁紙クロスの張り替えだけなら、10万円代で済むこともあります。また、床の張り替えや壁面収納・カウンターの造作、対面キッチンの吊戸棚の撤去などを伴う場合でも、50~100万円程度の予算で収まるでしょう。一方、キッチンやリビングと合わせてリフォームする場合は、費用がかさみます。特に、壁の撤去など大規模なリフォームでは、付随した工事も発生するため、予算は100~200万円以上見ておいたほうがいいでしょう。
欲しいと思うものをすべて積み上げていくと費用がかかってしまうので、ある程度予算を決めてから、リフォーム業者に相談するのがおすすめです。リフォーム工房造研では、無料見積もりに対応しています。リフォーム後のイメージをデッサン画で提案してくれるので相談してみましょう。

3-4.注意点

リフォーム業界の中には、一部に悪質な業者がおり、手抜き工事や詐欺まがいのトラブルが起きることがあります。詐欺の手口にだまされないよう、以下の点に注意し、怪しいと思ったらきっぱりと断りましょう。

  • アポなしの「無料点検」訪問業者は断る
  • 「モニター価格」で安くするという業者は断る
  • 即日契約せずに複数の業者から見積もりを取る
  • 大手の会社の関連会社を名乗った場合は親会社に確認する
  • 半額など大幅に値引きする業者は断る
  • 詳細な見積書を出してもらう

4.ダイニングリフォームに関するよくある質問

Q.リフォームの見積もりが適正価格か、どのように判断したらいいでしょう?
A.複数の会社から見積もりを取ってみましょう。そうすることで地域の相場が分かります。比較するときには、極端に安い、または高い業者を除き、金額だけでなく提案内容もよく吟味して選んでください。

Q.リフォーム業者の腕を見極める方法はありますか?
A.ホームページなどで施工事例を確認しましょう。さらに、口コミやコンテストの入賞歴などがあれば、客観的な評価が判断できます。

Q.マンションでのリフォームの注意点を教えてください。
A.集合住宅の場合は、想像以上に音や振動などが伝わるので、周辺への配慮が必要です。基本は、両隣と上階3軒・下階3軒への挨拶が必要になります。資材の搬入や業者の出入りがあるので、搬入経路の廊下に面したお宅にも挨拶をすると丁寧です。

Q.リフォーム業者とトラブルになった場合はどうすればいいでしょう?
A.訪問販売による契約は、契約締結から8日以内ならクーリングオフができます。トラブルや相談は、国民生活センターに連絡してください。

Q.家族の意見がまとまりません。どうしたらまとまるでしょう?
A.ダイニングをリフォームする目的をもう一度確かめることが肝心です。その上で、要望に優先順位をつけましょう。たとえば、キッチンで過ごす時間が長い主婦の意見を尊重する、高齢者がくつろげるようにゆったりしたレイアウトにしたい、子どもたちが宿題をするので収納が必要など、核になる部分を決めて、あとはリフォーム業者を交えて話し合うといいでしょう。

まとめ

ダイニングのリフォームは、家族全員に関わるプロジェクトです。時間もお金もかけるからには、失敗したくありません。そのためにはしっかりと事前の準備をしましょう。基礎知識があることで、悪徳業者にだまされることもなくなり、タイミングを考えることで無駄な出費を抑えることもできます。自分たちだけで考えて難しいと思うことでも、プロのアドバイスで解決することもあるため、信頼できる専門家に相談してみてください。