床リフォーム前に知っておくべきこととは? 種類から工事の流れまで


「床のリフォームについて悩んでいる」という人は多いでしょう。床は面積が大きい分、家の雰囲気を左右する重要な部分です。「どんな床にリフォームするべきか分からない」「リフォームの種類を知りたい」という人のために、いくつか知っておくべきポイントをご紹介します。素材の選び方や業者選びのポイント・工事の流れなども、ぜひ参考にしてください。

  1. 床について
  2. 床リフォームについて
  3. 床リフォームのポイント
  4. 床リフォームの工事・費用について
  5. 床リフォームに関するよくある質問

この記事を読むことで、床のリフォームについて大まかなことが分かるはずです。納得のいくリフォームができるように、ぜひチェックしてみてください。

1.床について

まずは、床の種類や重要性についてご紹介します。

1-1.種類について

床材には、フローリングやカーペット・タイル・石材などさまざまな種類があります。それぞれの特徴をまとめました。

1-1-1.フローリング

木材を加工したもので、表面をワックスでコーティングすることでメンテナンスがしやすくなるという特徴があります。一般家庭に普及している「複合フローリング」はカラーやデザインも豊富で、近年は衝撃や摩擦に強い商品も増えてきていることから根強い人気です。

1-1-2.クッションフロア

材質はビニールでできており、フローリングに比べて安価で汚れや傷がつきにくいのが特徴となっています。柔らかさがあり、ものを落としても衝撃音が響きにくく、転んでもケガをしにくいため、小さな子供やお年寄りがいる家庭におすすめです。

1-1-3.カーペット

見た目の高級感と肌触りのよさという魅力はありますが、繊維質なため掃除がしにくく、ダニが繁殖しやすいというデメリットがあります。そのため、近年は使用されることが少なくなってきているのが現状です。

1-1-4.タイル

1枚1枚のタイルを並べて設置するため、並べ方によってはオリジナルのデザインにすることが可能です。メンテナンスも簡単なため、玄関やキッチンの床に使用されることが多くなっています。

1-1-5.石材

大理石や御影(みかげ)石などの石材を水回りの床に使用する家庭も多くなっています。見た目の高級感は大きなメリットですが、汚れが落としにくく、素足だと冷たく感じる点がデメリットでしょう。

1-2.重要性

リフォームをするにあたって、床の材質選びは非常に重要です。床は空間の大部分を占めるため、部屋の印象を決めます。もちろん、直接足に触れる部分でもあり、質感や肌触りも重要なポイントになるでしょう。そのため、床材選びは慎重に行う必要があるのです。

2.床リフォームについて

床リフォームについてまとめました。リフォームする理由やメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。

2-1.床のリフォームとは?

床をリフォームする場合は、張替えや補修などの方法があります。張替えは、既存の床をはがして新しいものを張る方法と、上から重ね張りする方法を選択することになるでしょう。年数がたっている場合は、床下地部分の腐食がすすんでいる可能性もあるため、既存の床をはがす方法がおすすめです。また、一部分だけ傷やへこみ・きしみがある場合は、補修という形でリフォームすることもできます。

2-2.リフォームをする理由

床リフォームをする理由は人それぞれでしょう。一般的には、以下のような理由でリフォームをする家庭が多くなっています。

  • 部屋の雰囲気を一新したい
  • 古くなってきたので新しくしたい
  • 傷や汚れが目立つようになった
  • きしみが気になる
  • 床の材質を変えたい

2-3.リフォームをしたほうがよい場合

床にきしみや傾きがある場合は、早めにリフォームしたほうがよいでしょう。下地部分が劣化している可能性が高いと考えられます。放置しておくと大がかりな補修工事が必要になってしまい、費用も高くついてしまうでしょう。床の割れやはがれ・カビなどがある場合も、リフォームを検討することをおすすめします。

2-4.リフォームのメリット

床をリフォームすることで得られるメリットはたくさんあります。まず、部屋の雰囲気を一新できるということです。床は面積が広いため、床材を変えることで部屋全体の雰囲気が大きく変わるでしょう。気分転換にもなり、おすすめです。また、選ぶ材質によっては、耐水性や防音性を高めること、滑りにくくすること、ハウスダストを抑えることもできます。このように、床のリフォームによって今より快適な暮らしを手に入れることができるはずです。

2-5.自分でリフォームもできるのか?

少しでも費用を抑えるために、自分で床のリフォームをしようとする人もいます。確かに、低価格の床材を使用して自分でリフォームすることは可能です。しかし、やはりプロの技術に比べると仕上がりが悪くなりがちですし、何よりも時間がかかります。時間と労力を費やしても失敗してしまうことはあるでしょう。結局は業者に依頼することになり「余計な費用がかかってしまった」という例も少なくありません。

3.床リフォームのポイント

床リフォームをするにあたって知っておくべきポイントなどをご紹介します。

3-1.知っておくべきポイントとは?

使用している床材の張替え時期について知っておきましょう。たとえば、フローリングは10~15年、クッションフロアは10年前後が寿命と言われています。そのくらいの年数が経過し、以下のような症状が出ている場合は、リフォームを検討するべきです。

  • 汚れが落ちにくくなってきた
  • 歩いたときに床が沈んだように感じる
  • 床の下地が見えてきている
  • 変色や色ムラが激しい
  • 床鳴りがする

3-2.素材の選び方

床の素材は、場所や環境に合わせて選ぶべきです。たとえば、リビングにはこだわりのあるデザインを選べるフローリング、水回りには衝撃吸収性に優れたクッションフロアというように、どの部分の床にどの素材を選ぶべきか考えてみてください。また、「気軽に張替えできるようにしたい」という部分にはタイルがおすすめです。

3-3.実例紹介

床リフォームの実例をいくつかご紹介しましょう。どんなリフォームをするべきか迷っているなら、ぜひ参考にしてください。

  • 傷や汚れが目立っていたフローリングの上に、フロアタイルを重ね張り
  • 畳からクッションフロアに張替えることで和室を洋室に
  • カーペットから新しいカーペットに張替えて部屋の雰囲気を一新
  • クッションフロアからフロアタイルに張替えをして耐久性をアップ

3-4.介護、バリアフリーリフォーム、床暖房

近年注目を集めているのが、介護リフォームやバリアフリーリフォームです。高齢者や介護が必要な人にとって暮らしやすい家にするために、床の段差をなくすこと、滑りにくい床材に換えることなどが行われています。また、下地の交換や補修工事に合わせて床暖房を導入するケースも増えてきており、より快適な暮らしを求めるための床リフォームが人気です。

3-5.注意点

マンションにお住まいの場合は、床リフォームについて制約事項が定められているケースが多いため注意が必要です。遮音の基準を満たした床材を使わなければならないなど、ルールをしっかりと確認して守るようにしましょう。また、リフォーム工事の前に管理組合の承認を得る必要がある場合もあります。どのような決まりがあるのか確認することを忘れないようにしてください。

4.床リフォームの工事・費用について

床リフォームの工事について、流れや費用などをまとめました。

4-1.工事の流れ

床リフォーム工事の流れについては、主に以下のようになります。例として、フローリングの張替えを行う場合の流れをご紹介しましょう。

  • 無料見積もり
  • 現地調査と工事の説明
  • 現在の床材をはがす
  • 下地を造作する
  • フローリングを張る
  • 後片づけと工事後のチェック

4-2.だいたいの日数

床リフォームの工事にかかる日数は、工事の内容や使用する素材によって変わってきます。1日で作業が終了する工事もあれば、数週間かかるものもあるのです。工事日数については、必ず業者に確認しておくことを忘れないでください。

4-3.費用内訳について

床リフォームにかかる費用には、床材のほかに職人の作業費や下地補修の費用・廃材の撤去費用・養生費用などが含まれています。どこまでが標準の費用でどこからが追加費用になるかは統一されていなく、業者の判断によるのが一般的です。そのため、見積書の内容をしっかりと確認しておくことをおすすめします。「リフォーム工房 造研」では、こちらから無料見積もりを受け付けていますのでぜひチェックしてみてください。

4-4.安く抑えるポイント

費用を安く抑えるためには、事前に複数の業者に無料見積もりを依頼し、比較してから業者を決めることが大切です。最初から1社に絞ると損をする可能性があるでしょう。比較することで、大まかな相場を知ることにもつながります。

4-5.業者選びのポイント

複数あるリフォーム業者の中からどの業者を選ぶべきか迷っている人のために、業者選びのポイントをご紹介します。

  • 実績が豊富である
  • 施工例を見せてくれる
  • 住宅の状況に応じたプランを出してくれる
  • 発生する可能性がある追加工事についても説明がある
  • 無料見積もりを受け付けている
  • 見積書の内容が明確である
  • アフターフォローの内容が充実している
  • スタッフの対応が丁寧でスピーディーである

上記のような業者は信頼できるでしょう。

4-6.注意点

飛び込みで営業にくるような業者は利用しないほうがよいでしょう。必要のないリフォームをすすめられ、強引に契約をせまるような業者も少なくありません。見積もりとは違う高額な料金を請求されたケースも報告されており、危険です。トラブルに巻き込まれることがないように、インターネットの口コミなども参考にして慎重に業者選びをしましょう。

5.床のリフォームに関するよくある質問

「床のリフォームについて知りたい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。

5-1.無垢(むく)フローリングと複合フローリング、それぞれのメリットは何ですか?

A.無垢(むく)は見た目の風合いや香りがよく、断熱性が高いことから冬に素足で歩いても冷たくありません。複合は商品バリエーションが豊富で、お手入れが簡単という点がメリットでしょう。

5-2.トイレにおすすめの床材にはどのようなものがありますか?

A.掃除がしやすく、水や洗剤にも強いセラミックタイルなどがおすすめです。高級感があり、耐久性にも優れています。

5-3.キッチンの床材選びは何をポイントにすればよいですか?

A.滑りにくく、油や水汚れがつきにくい素材を選ぶようにしましょう。おすすめなのは、フローリングやクッションフロア・タイル・石材などです。

5-4.フローリングの色を白っぽくするか濃い色にするか迷っています。それぞれのイメージを教えてください。

A.白っぽい色のフローリングには、シンプルでスタイリッシュなイメージがあります。一方の濃い色には、高級感のある落ち着く印象に仕上げる効果があるでしょう。合わせる家具との相性も考えて選ぶことをおすすめします。

5-5.リフォーム業者とのトラブルはどこに相談すればよいですか?

A.日本建築士会連合会住宅リフォーム・紛争処理支援センター国民生活センターに相談してみましょう。適切なアドバイスをもらえるはずです。

まとめ

いかがでしたか? 床のリフォームについて、事前に知っておくべきことをまとめてご紹介しました。床の雰囲気は部屋の印象を大きく変えます。理想の仕上がりになるよう、リフォームに慎重になるのは当然のことでしょう。満足のいくリフォームができるように、ぜひこの記事を参考にしてください。