レイアウトで狭いキッチンも10倍使いやすく!ポイントと注意点とは?


「キッチンが狭い」「使い勝手が悪い」というその気持ち、よくわかります。キッチンには食器棚や冷蔵庫など設置するものが多く、使い勝手が悪くなりがちです。使いやすい環境にするためには、収納やレイアウトを工夫しなければなりません。狭いキッチンも、その方法しだいで使いやすく変化するはずですよ。この記事では、レイアウトに必要なことや種類・リフォームにかんする情報をまとめています。

  1. キッチンレイアウトとは?
  2. キッチンレイアウトで考えるべきこと
  3. キッチンレイアウト、6つのスタイル
  4. キッチンレイアウトを決めるポイント
  5. キッチンのリフォームアドバイス
  6. キッチンレイアウトにかんするよくある質問

この記事を読むことで、キッチンレイアウトのすべてがわかります。理想のキッチンを手に入れましょう。

1.キッチンレイアウトとは?

まずは、レイアウトについて解説します。なぜ重要なのか、その目的とは何なのかを知ってください。

1-1.レイアウトの基礎知識

レイアウトとは、空間にものを配置・配列することです。特に、キッチンはレイアウトによって使いやすくも使いにくくもなります。コンロや調理台・調理器具などをどう配置するかによって、料理がしやすくなるでしょう。新築時やリフォームの際には、使いやすさを重視して考える必要があります。楽しく効率的に料理ができるキッチンを作り出しましょう。

1-2.レイアウトの大切さと目的

優れた建築かどうかを見極める上で、キッチンレイアウトはとても大切になります。キッチンのような水回りを設計することは、建築においてとても重要です。レイアウトによって建築の難易度も高くなるため、慎重に考える必要があるでしょう。長く快適に暮らすことができる家をめざす場合、キッチンレイアウトを検討することは必要不可欠なのです。

2.キッチンレイアウトで考えるべきこと

キッチンレイアウトは、以下のようなポイントを押さえて考えるべきです。

2-1.キッチンワークトライアングル

キッチンワークトライアングルとは、いわゆる「動線」のことです。「移動しにくい」という失敗をなくすために、知っておく必要があるでしょう。見た目を重視するあまり、棚や調理台などの位置が悪くて使いにくくなってしまうケースはよくあるのです。キッチンで作業をする際には、スムーズに動けることが重要になります。キッチンワークトライアングルを考えていないキッチンは危険であるということを覚えておきましょう。

2-2.デザイン

もちろん、デザインも重要です。自分好みのキッチンで作業をすることは、とても気持ちがよいものでしょう。キッチンのレイアウトデザインを考えるなら、専門家のアドバイスを受けるのが一番です。素人が思いつくパターンには限界があるため、ぜひ相談してみるとよいでしょう。

2-3.目的

キッチンレイアウトは何のためにするのでしょうか。キッチンは、毎日のように使う場所です。家族の健康を考え、おいしい料理を作るためには、料理を楽しいものにしなければなりません。料理がはかどるキッチンは、レイアウトが優れているものです。使いやすいため料理の楽しさも増し、よりおいしい料理を作ることができるようになるでしょう。

3.キッチンレイアウト、6つのスタイル

レイアウトのスタイルとそれぞれのメリットとデメリットをまとめてみました。

3-1.Ⅰ型

キッチンの基本と言えるスタイルです。一列にシンクと加熱調理スペースを並べます。メリットは何と言っても省スペースであり、狭めのキッチンに向いていると言えるでしょう。また、安価な商品ラインナップが豊富で配管がしやすいというメリットもあります。ただし、家族に背を向けて調理することになるため、その部分をデメリットに感じる人もいるでしょう。

3-2.Ⅱ型

シンクと加熱調理台を向かい合った状態に配置するスタイルです。少ないスペースでも有効活用でき、省スペースの対面プランが可能というメリットがある反面「開放感がない」というデメリットを感じる人も多くなっています。

3-3.L字型

シンクとコンロ・調理スペースがL字に配置されたものを言います。動線を短くできるというメリットがありますが、場所をとる分、食器棚などを置く場所が十分に確保できないという問題が生じてしまうでしょう。また、家族とのコミュニケーションをとりにくいというデメリットがあります。

3-4.U型

コの字型とも呼ばれるもので、3方向にスペースが確保されているため、体の向きを変えるだけですべての作業ができます。作業動線が短く、効率よく調理できるのがメリットです。ただし、ある程度のスペースが必要であり、コーナー部分が2か所になるため、収納の工夫が必要になります。

3-5.ペニンシュラ型

キッチンの一方が壁に付いているレイアウトです。ペニンシュラとは「半島」のことで、キッチンセットの一部が壁から半島のように突き出しているため、このように呼ばれています。壁側にコンロを設置できるため、レンジフードの位置に困ることはないでしょう。ただし、片方が壁であるため、動線は長くなりがちです。

3-6.アイランド型

シンクや調理台などを壁面から離して設置するスタイルです。キッチン全体または一部が島のように独立して設置されるため、このように呼ばれています。開放感があり、動きやすいというメリットがあるでしょう。しかし、キッチンが目立つ位置にあるため、アイランドに調理機器を置く場合は、レンジフードの位置を慎重に考えなければなりません。

4.キッチンレイアウトを決めるポイント

キッチンレイアウトを決めるポイントにはどのようなものがあるのでしょうか。最近の傾向やメーカーについてもご紹介します。

4-1.レイアウトで考えるべきこと

レイアウトを考えるときは、以下のポイントをチェックしておきましょう。

  • 家族構成に合ったキッチンであるか
  • 広さはどのくらいか
  • 収納スペースをどのくらい確保できるか
  • どんな家電や家具を設置するつもりか
  • 価格はどのくらいか

特に、キッチン全体の広さを考えることは重要です。キッチンレイアウトには、上記でご紹介したようにさまざまな種類のものがあります。広さによっては不可能なものもあるため、キッチンの広さに合ったものを選ぶ必要があるのです。自宅のキッチンの広さを十分に考えて、そこに合うのはどのタイプになるのか、しっかりと検討してください。

4-2.目的を考えよう!

次に、目的です。たとえば「家族が多いので大人数での調理を可能にしたい」「お菓子作りをすることが多いので作業スペースがほしい」など、さまざまな希望があると思います。その希望を叶(かな)えてくれるものにするためには、どのようにしたらよいのか、よく考えてみましょう。

4-3.最近の傾向とは?

最近の傾向としては、アイランドキッチンを取り入れる家庭が多くなっています。おしゃれな家と言えばこのキッチンというイメージがある人もいるのではないでしょうか。特に人気なのが、シンク部分だけを分離したアイランドキッチンです。作業スペースを広くとることができるため、使い勝手も大変よくなっています。デザインの面でも機能の面でもメリットが多い、理想のキッチンなのです。

4-4.メーカーについて

キッチンの人気メーカーには、LIXILやクリナップ・パナソニックなどがあります。それぞれの特徴をまとめてみました。

4-4-1.LIXIL

価格と機能・デザインのバランスがよい商品がそろっているのがLIXILです。個性的なインテリアにもなじみやすいデザインや、お手入れのしやすさを重視したキッチンもラインナップされているため、ぜひチェックしてみてください。

4-4-2.クリナップ

クリナップは、ステンレスで有名なシステムキッチンのメーカーです。オールステンレス製であるため、清潔で汚れに強く、長持ちするキッチンが豊富にそろっています。特に、主力商品である「クリンレディ」は、日本で最も売れているシステムキッチンの1つです。

4-4-3.パナソニック

50年以上の歴史を持つパナソニックには、家電メーカーならではの視点で作られたキッチンがそろっています。その機能は「料理のしやすさ」を追求したものばかりで、スタイリッシュなデザインと合わせて注目を集めているのです。

4-5.本も参考にしよう!

「キッチンのレイアウトが思い浮かばない」という人は、本などを参考にしてみてはいかがでしょうか。書店には、たくさんのキッチンレイアウトにかんする本が並んでいます。狭いキッチンを広く使う方法や、カフェのようにおしゃれなキッチンにする方法なども参考にできるはずですよ。アイデアが浮かばないなら、本に載っているキッチンをそのまま取り入れてしまいましょう。

5.キッチンのリフォームアドバイス

では、キッチンのリフォームを考えている人のために、業者選びのポイントや費用についてご紹介します。

5-1.おすすめの時期は?

キッチンの寿命は15~20年と言われています。もちろん、使い方やメンテナンスの方法によっても変わってきますが、以下のような症状が現れたときはリフォームを検討するべきでしょう。

  • 蛇口やシンクの下から水もれしている
  • 排水溝のぬめりや詰まり・臭いがひどい
  • 油汚れやカビがとれない
  • 換気扇が故障した

そのほかにも「使い勝手が悪い」「家族が増えたので大きなキッチンがほしい」などというきっかけでキッチンのリフォームを検討する人も多いでしょう。

5-2.業者選びのポイント

理想のキッチンにリフォームするためには、依頼する業者選びも慎重に行わなければなりません。業者を選ぶ際には、以下のポイントをチェックしてください。

  • 実績が豊富な業者であるか
  • 予算と目的に合ったプランを提案してくれるか
  • 見積もりの内容は明確であるか
  • アフターフォローは充実しているか
  • 担当者の知識はしっかりしているか

5-3.工事日程について

キッチンリフォームの工事にはどのくらい日数がかかるのか、気になるところだと思います。傷み具合やリフォームの規模にもよりますが、一般的には1~3週間程度です。配置を換えずにキッチンの交換をするだけなら約1週間というところでしょう。配置を換えたり傷みが激しかったりする場合は、最低でも3週間は見てください。

5-4.見積もりと費用について

キッチンのリフォームは、使用する素材や使用・サイズによって価格が大幅に変わります。相場としては80~150万円程度でしょう。たとえば、壁向きのキッチンを対面式に変える場合で100万円以上はかかります。
同じ内容のリフォームでも業者によって金額は変わってくるため、事前に無料見積もりを依頼して比較しておくようにしましょう。

5-5.注意点

キッチンリフォームのよくある失敗として「自分の体型に合わないキッチンを選んでしまった」というものがあります。キッチンには高さや奥行きが数種類あり、使う人に合わせて選ぶことができるのです。高すぎたり低すぎたりするものを選んでしまうと、無理な姿勢で調理をすることになってしまいます。使いにくいキッチンにならないよう、十分注意して選ぶようにしましょう。

6.キッチンレイアウトにかんするよくある質問

「キッチンレイアウトについて知りたい」という人が感じるであろう疑問とその回答をまとめてみました。

6-1.「キッチンのレイアウトは難しい」と言われている理由は何ですか?

A.理想のキッチンレイアウトには個人差があるためでしょう。家族構成や料理の頻度などによって、快適と感じるキッチンは人それぞれです。そのため、レイアウトを決めるのが大変難しくなります。

6-2.キッチンにおける「最適な動線」とはどのようなものですか?

A.シンクと冷蔵庫・コンロの3つを結んだ線の合計が3.6~6.6mの範囲になることが、最適な動線と言えるでしょう。この範囲だと作業効率が非常に高くなります。

6-3.料理中に家族との会話を楽しむには、どんなキッチンにするべきですか?

A.アイランド型やペニンシュラ型などのカウンタータイプがおすすめです。このようなデザインを重視したレイアウトを選ぶことで、調理中に家族とのコミュニケーションがとりやすくなるでしょう。

6-4.狭いキッチンに向いているレイアウトにはどのようなものがありますか?

A.Ⅰ型やL型など、壁付け型のキッチンはシンクやコンロが壁に沿って設置してあるため、スペースが少なくてもレイアウトが可能です。

6-5.家具や家電はどのように設置すれば使い勝手がよくなりますか?

A.使用頻度の多いものをシンクやコンロの近くに設置するようにしましょう。また、食器棚などの大きなものが動線に影響を与えないよう注意してください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。キッチンレイアウトの目的やポイントをまとめて解説しました。キッチンは毎日使用する場所です。使い勝手のよいものにすることでストレスを解消することができるでしょう。ぜひこの記事を参考にして、あなたにとって使いやすいキッチンを手に入れてください。