洗面台を交換しよう! 知って得する洗面台リフォームの基礎知識!


洗面台を交換するリフォーム、考えている方が多いのをご存じでしょうか?

洗面台は毎日使用する場所です。洗面や歯磨き、髪のセット、化粧……などなど、人によって用途はたくさんあるでしょう。使用できなくなると困ってしまいますよね。そのため、トラブルが起きると洗面台の交換を検討する方が多いのです。

洗面台は決して安いものではありません。取り替えれば万単位のお金が必要となります。できれば、納得のいったリフォームを行いたいものです。しかし、失敗して後悔するという方も珍しくありません。

そこで、今回は洗面台のリフォームにまつわる基礎知識をご紹介します。

  1. 洗面化粧台について
  2. 洗面化粧台のリフォームについて
  3. 洗面化粧台リフォームの費用について
  4. 洗面化粧台リフォームの例
  5. 洗面化粧台リフォームの工事について
  6. 洗面化粧台を選ぶ際のコツ
  7. 洗面化粧台にまつわる質問

これらの記事を読むことで、洗面台をリフォームするための基礎的な知識を得ることができます。リフォームの失敗で後悔しないためにも、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね!

1.洗面化粧台について

洗面化粧台とは、主に脱衣所などに設置されるくぼみのある台のことです。多くの場合は陶器製で作られています。

1-1.洗面化粧台の種類

洗面台といわれると1つしか種類がないと思っている方が多いことでしょう。しかし、実は洗面器にもさまざまな種類があるのです。この項目では、それぞれの特徴やメリットについてご紹介します。

1-1-1.ユニットタイプ

最もポピュラーな据え置き型の洗面台です。洗面用のボウルと水栓金具、鏡、収納用のキャビネット、照明などで構成されています。最近は、ユニット部分を組み替えられる形状のものが多く、置き場所の広さやデザインに合わせてコーディネートすることが可能です。

1-1-2.システムタイプ

システムタイプはシステムキッチンと同じように、収納キャビネットや鏡、水栓金具、照明などを自在に組み合わせることが可能なタイプの洗面台です。そのため、脱衣所や洗面室などの大きさが狭い場合にはコンパクトに、広い場合にはダイナミックに、と使い分けられるのが魅力でしょう。

1-1-3.カウンタータイプ

カウンタータイプというものもあります。壁にカウンターを取り付け、そこに洗面ボウルや鏡などを組み合わせて作る洗面台です。シンプルな構造なので、高さなどを自由に設定できるのが魅力。ただし、カウンターなので収納キャビネットが付いていないことも多いのがネックです。

1-1-4.ユニバーサルデザインタイプ

ユニバーサルデザインとは老若男女、障害、能力、体格を問わず、誰でも同じように利用できるように計算された形のこと。デザインありきではなく、人間工学から計算されて作られるため、形がユニークなのが特徴。インテリアとしても優秀なので、最近は人気が増えています。

2.洗面化粧台のリフォームについて

2-1.洗面台の耐用年数はどのくらい?

洗面台は陶器でできています。そして、何十年、何百年も前の陶器の湯飲みやお皿が残っていることから分かるように、陶器は経年劣化しにくく長持ちするのが特徴です。

とはいえ、洗面台は頻繁に水を流すことになりますから、何十年もそのままというのは難しいでしょう。そのため、平均寿命としては20~30年ぐらいといわれています。ただし、使い方が悪かったり、粗悪品だったりした場合10年程度、ときには5年でダメになってしまうこともあるでしょう。

2-2.リフォームをした方がいい場合

リフォームした方がいい場合は主に2パターン。ヒビなどの目に見える異変が出てきた場合と、年数が20年以上たった場合の2つです。

ヒビなどの異変が見られるのにもかかわらず、放置していると水漏れなどが起こってしまいます。いうまでもなくリフォームするのが賢明でしょう。

年数が20年以上たっている場合も、リフォームすべきです。すでにお話ししたとおり、洗面台の寿命は長くて20年程度といわれています。ですから、20年を過ぎればいつトラブルが起きるか分かりません。洗面ボウルは大丈夫でも、内部のパイプなどが腐食し、水漏れなどを起こすこともあります。直ちにリフォームする必要はありませんが、近いうちのリフォームを検討すべきです。

2-3.寿命が近いサインとは?

洗面台の寿命を知らせるサインとして、分かりやすいものをご紹介します。参考までにどうぞ。

  • 洗面器にヒビが入っている。
  • 栓をしても水がたまらず抜けていってしまう。
  • 水が漏れている。
  • 蛍光灯を交換しても照明が点灯しない。
  • 鏡が割れている。
  • キャビネットのヒンジが壊れている。

上記の一覧以外にも、ひどい汚れなどがあった場合には買い換えるタイミングでしょう。5年後、10年後を見据えて、洗面台の交換を検討してくださいね。

2-4.洗面台リフォームで変わること

洗面台のリフォームで1番変わるのは、清潔さと使いやすさでしょう。

長年使った洗面台はさまざまな汚れが付いています。そこで、洗面をするのは、あまり気分がいいものではないですよね。リフォームをすることで気分良く洗面を行うことができるでしょう。

また、最近の洗面台はユニバーサルデザインのものなど、使いやすいものが多くなっています。リフォームをして洗面台を新しいものに変えれば、不満点などを解消することが可能です。

さらに、忘れてはならないのが見た目でしょう。10年20年前の洗面台は、どれも同じような見た目のものばかりでした。しかし、最近はキュートものからシックなもの、モダンなものやクラシックなものまで、さまざまなバリエーションがあります。お家のコンセプトに合わせたデザインのものを取り入れることができるでしょう。

3.洗面化粧台リフォームの費用について

3-1.洗面台のリフォーム費用はどのくらい?

洗面台リフォームの平均的な費用は、『20万円』といわれています。しかし、これはあくまで平均値です。高い場合は倍の40万円程度となることもありますし、逆に半額の『10万円』程度の場合もあります。というのも、リフォームの方法や、取り入れる洗面台のグレードで大きく変化するためです。

たとえば、洗面台を変えるだけならば工事費も含めて10万円程度ですむことも多いでしょう。しかし、洗面所の床や壁なども洗面台に合わせてリフォームすると、20万円~30万円程度になることも珍しくありません。

また、取り入れる洗面台がシンプルなデザインなのか、あるいは多機能で素材やデザインに凝ったものなのかで10万円程度の値段差が発生するでしょう。

3-2.洗面台自体の値段はどのくらい?

洗面台は間口が60cm~75cm程度のものが一般的です。そして、間口が大きくなればなるほど値段が高くなります。ただし、同じ間口でも素材や表面加工、デザインなどで変化が付くので注意しましょう。

一般的な間口のもので、最低限の機能しかないシンプルなデザインのものなら、3~5万円程度で入手が可能です。洗面ボウルや水栓金具、収納キャビネット、鏡など、すべての機能が含まれたものの場合は、普通のグレードであれば5~12万程度で購入可能でしょう。

3-3.工事費自体はどのくらい?

洗面台の費用を抜きにして、工事費だけで見るとどのくらいの費用になるのでしょうか?

洗面台を取り替える作業の場合なら『3~5万円』程度が相場です。洗面台の一部の交換であれば『1~3万円』程度。壁紙や床なども含めたトータルコーディネートの場合は、『10~20万円』程度になるでしょう。

しかし、これはあくまで一例。業者によって値段は大きく変化します。見積もりなどで他社と比較し、気に入った業者に依頼するのが良いでしょう。

3-4.一部変更の場合は安くすむ

洗面台のリフォーム、やりたいけれど余裕がない。そんなときには、洗面台の部分交換を行いましょう。たとえば、洗面ボウルを変えるだけなら、2~3万円程度ですむでしょう。

ただし、洗面台の種類によってはできないのであしからず。

4.洗面化粧台リフォームの例

4-1.キャビネットだけの交換

  • (キャビネット料金) 間口が75センチの洗面台を、扉式からスライド式へ変更……2万円
  • (工事費) キャビネットの取り替え……1万円
  • (合計) 3万円

キャビネットだけの交換の場合、上記のように非常に安く終わります。また、キャビネットを追加するだけの場合は、1万円~2万円程度で行うことができるでしょう。

4-2.システムタイプの新型洗面台へ交換

  • (洗面台料金) 間口が180センチのシステムタイプ洗面台……42万円
  • (工事費用) 洗面台の取り替え+洗面所のリフォーム……21万円
  • (合計)……63万円

システムタイプの洗面台はカスタマイズの仕方で値段が大きく変わってきます。最小カスタマイズで15~20万円程度、最大までカスタムを行うと50~60万円まで上がるでしょう。これは、洗面台だけの値段です。

4-3.洗面ボウル、洗面鏡、照明などのプチリフォーム

  • (部品料金) 洗面ボウル+洗面鏡+照明……5万円
  • (工事費) 部品の取り替え……3万円
  • (合計) 8万円

洗面台を丸ごと交換するのは難しくても、部品だけを取り替えることで安くすますことも可能です。ただし、基本的にはカスタマイズが可能なタイプの洗面台でしか利用できませんのであしからず。

4-4.洗面台のバリアフリーリフォーム

  • (洗面台料金) ユニバーサルデザインの洗面台……32万円
  • (工事費) 床のバリアフリー+洗面台の設置……20万円
  • (合計)52万円

バリアフリーの場合、床の段差を解消するだけなのか、それとも床の張り替えもするかで大きく値段が変わってきます。床を張り替える場合、張り替えだけで20~50万円程度になることもあるでしょう。

5.洗面化粧台リフォームの工事について

5-1.工事の流れ

依頼から工事完了までの流れは主に以下のような形になります。もちろん、利用する業者によって違いますのであしからず。

  1. 見積もり依頼
  2. 依頼引き受け
  3. 工事当日に商品を持参の上で訪問
  4. 床のや壁の保護
  5. 元の洗面台を撤去、および搬出
  6. 新しい洗面台の搬入、および設置
  7. 洗面鏡やキャビネットなどの搬入、および設置
  8. 工事完了

5-2.業者選びのポイント

リフォームは大きなお金を使います。失敗して後悔するのは嫌ですよね。では、どのようなポイントに気を付けるのがいいのでしょうか。

業者選びで失敗しないために1番重要なのは『比較』です。チラシやインターネットなどでぱっと目に入った業者をそのまま選ぶのはやめましょう。

まずは10社ほどのサイトを見比べ、その中から3社ほどピックアップします。そして、その3社に見積もり依頼をしてみましょう。

もちろん、ほかにもポイントはあります。ポイントの一覧を分かりやすくまとめてみたので、チェックしてみましょう。

  • 他社と比較した場合どうか
  • 見積もりがどのくらいか
  • 予算と目的に合った提案がされているか
  • 施工例をHPにアップしているか(実績はどの程度あるか)
  • ブログやSNSをしっかりと更新しているか
  • 依頼時の対応が良かったか(質問の受け答えなど)
  • アフターサービスがあるかどうか

主に以上の7つが選ぶ際の重要ポイントです。ぜひ、頭に入れておきましょう。

6.洗面化粧台を選ぶ際のコツ

6-1.洗面台のショールームに行く

洗面台選びを失敗しないために1番いいのは、やはり、じかに見ることです。ですから、洗面台のショールームに行って、実際に触り、使い勝手を試してみましょう。こうすれば、カタログだけでは分からなかった不満点やいい点を見つけることができます。

特に、収納キャビネットの高さや容量などは、直接見てみないと分からないでしょう。ぜひ、休日などにはショールームへ足を運んでみてください。

6-2.目的やコンセプトに合っているかどうか

たとえば、介護が必要な方が居る場合、見た目としてのデザインよりもユニバーサルデザインを重視すべきですよね。

自分が欲しい洗面台がどのようなものなのか、紙などに箇条書きにしてみるようにしましょう。目的やコンセプトに外れたものを購入すると後悔してしまいますよ!

6-3.サイズが合っているかどうか

ある意味、1番重要なポイントといえますね。どんなにいい洗面台を購入しても、洗面所に入らなければ元も子もありません。

サイズを測る際には置き場所のサイズを測ることも重要ですが、入り口や廊下の広さを測っておくことも重要です。置き場所のサイズばかりに目を取られ、運び入れられなければ意味がありません。

6-4.収納キャビネットの使いやすさはどうか

洗面台は洗面として使用するだけではなく、バスタオルなどのアメニティグッズや洗剤などを収納するために使うことも多いでしょう。

収納キャビネットはどのくらいの容量があるのか、あるいは引き出し型なのか引き戸型なのか。いろいろなチェックポイントがあります。

たとえば、洗面所が細長かったり、洗濯機などでスペースが圧迫されていたりする場合を考えてみましょう。もしかしたら、引き出し式や扉式の収納キャビネットだと開け閉めに苦労するかも知れませんよね。ですから、このような場合には引き戸式がベターな選択となります。

逆に、広い洗面所の場合、引き出し式や扉式の方が使い勝手が良いでしょう。

6-5.お手入れしやすさはどうか

洗面台はさまざまなデザインのものが売られています。しかし、デザインにこだわるばかり、お手入れのしやすさが二の次になっているものも中にはあるのです。ですから、できればショールームに行き、そこで実際に手入れがしやすいかどうかも確認しておきましょう。

6-6.省エネ性能はどうか

最近は節電・節水にこだわった洗面台もあります。特に節水に関しては良いものを選んだ方がいいでしょう。ただし、洗面台は思ったよりも水を使わないので、気にしすぎる必要はありません。ほかの要素でも選ぶことができないときに考えると良いでしょう。

7.洗面化粧台にまつわる質問

Q.リフォームの見積もりや相談は無料ですか?

多くの業者では無料で見積もり・相談を行っています。もちろん、しつこい勧誘などもないので、手軽に電話してみてください。

Q.安くすますコツはありますか?

洗面台そのものを交換すると値段が高くなります。部分的なリフォームに抑えておくと、安くすますことができるでしょう。

また、洗面台や洗面化粧台はアウトレットで安く売られていることも珍しくありません。さまざまなサイトを回って、アウトレット品を手に入れるのも手の1つです。

Q.洗面台にはどのようなメーカーがありますか?

洗面台の有名メーカーは以下のとおりです。

  • LIXIL(INAX)
  • TOTO
  • パナソニック
  • ノーリツ
  • タカラスタンダード
  • クリナップ

上記のうち、洗面台の市場シェアは『LIXIL(INAX)』が40%でトップ。『TOTO』が30%で2番手に続いています。つまり、この2社で市場シェアの7割を独占しているということです。そのため、業者によって取り扱われる洗面台はこの2社が基本となります。

もちろん、さまざまなメーカーのものを取り扱っている業者もあるので、気になるようならリフォーム業者に尋ねてみましょう。

Q.最近人気がある洗面台はどのタイプですか?

最近人気があるのはカウンタータイプの洗面台です。カウンタータイプは収納に難があります。しかし、キャビネットがない分だけ湿気がこもらないという大きなメリットが特徴。また、掃除などの手入れがしやすく、デザインもモダンなのでお家の雰囲気を壊しません。このようなことから、人気が高まっています。

Q.リフォームにはどのくらい時間がかかりますか?

基本的には半日あれば終わるでしょう。ただし、壁紙や床の張り替えなども行うと1日かかります。また、バリアフリー化をする場合は、規模や内容にもよりますが1~3日程度かかるでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

今回は洗面化粧台のリフォームにまつわる基礎知識をご紹介しました。洗面器は歯磨きや洗面などで毎日使う場所です。壊れた状態のまま使い続けるのは不便ですし、何よりも気分がよくありませんよね。ぜひ、今回の記事を参考に、洗面台のリフォームを検討してみてください。