リフォーム・リノベーションの知識を身につけよう!種類や注意点とは?


近年、快適な生活空間にしようとリフォームやリノベーションをする人が増えてきています。リフォームとリノベーションは同じ意味だと思うでしょう。しかし、それぞれ特徴を持っています。数万~数百万円と幅広い費用でできるリフォーム・リノベーションには一体どんな種類、施工例があるのでしょうか。

これから、リフォームの内容や事例紹介、リノベーションの特徴、リフォームのポイントなど詳しく説明していきます。リフォームを成功するためには知識を身につけることが大切です。リフォーム・リノベーションを考えている人は、ぜひ参考にしてください。

  1. リフォームについて
  2. リフォームの事例紹介
  3. リノベーションリフォームとは
  4. リフォームのポイント

1.リフォームについて

私たちにとって生活空間となる住宅は快適でなければなりません。住みづらい環境になるとケガにつながる恐れもあります。快適な空間に改善するにはリフォームが最適です。では、リフォームとは何なのか、詳しく説明しましょう。

1-1.住居の改修が「リフォーム」

実は、リフォームには明確な定義・規定がありません。世間一般では「住居の改修」にリフォームを当てはめています。たとえば、古くなった住居を新しい外観・内観にすることがリフォームです。よく、今の住居に新しい住居を設ける増築までリフォームと呼んでいますが、「老朽化したものを新しくすること」がリフォームだと思っておいてください。マンションやアパート、一軒家などすべての住居において定期的なメンテナンスは必要不可欠です。古くなった部分を改修していけば、安心して生活できるでしょう。

1-2.リノベーションとの違い

リフォームと似ている種類として「リノベーション」があります。リフォームとリノベーションを混合している人は多いですが、2つは違う意味を持つものです。先述したとおり、リフォームは古いものを新しいものに変える「改修」を意味しています。一方、リノベーションは新築以上の性能になる工事のことです。一般的に、ライフスタイルに合った住宅の改築は「リフォーム」という言葉を使用します。

1-3.リフォームの施工内容

古いものから新しいものへと改修するリフォームにはさまざまな施工があります。より適切な方法を選ぶためには、リフォームの「目的」と「予算」を明確にしなければなりません。そして、業者との入念な打ち合わせが大きなポイントになるでしょう。目的・予算を明確にするためにも、事前にリフォームの施工内容をチェックしてくださいね。

1-3-1.一戸建てリフォーム

近年、特に増えているのが一戸建てリフォームです。名前のとおり、一戸建てをリフォームする内容になります。リフォーム内容は全面から部分まで幅広いです。年老いた両親と生活するために一世帯住宅から二世帯住宅にリフォームするなど、お客様の要望や目的・予算に合わせてプランを立てることができます。

1-3-2.マンションリフォーム

マンションの場合、間取りの変更や空間を活用したデザインへのリフォームができます。ただし、周囲の影響も考えなければならないので、リフォーム内容には限界が出てくるでしょう。たとえば、マンション全体に影響する柱を取り払うことはできません。また、当たり前ですが共有スペースや廊下のリフォームもNGです。もし、共有スペースに不満があるのなら管理会社や大家さんに相談してください。ルール・規約内であればマンションでも好みのデザインに変更できますよ。

1-3-3.増改築

家族が増える、子どもたちが1人暮らしを始めるなどライフスタイルの変化と同時に住まいのスタイルも変わるでしょう。増改築は生活の導線から見直すことができるリフォーム内容です。たとえば、和室をすべて洋室にする、キッチンの向きを変えてダイニングにするなどさまざまな方法があります。住まいをライフスタイルに合わせることで、快適な生活空間に生まれ変わるでしょう。

2.リフォームの事例紹介

せっかくお金を出してリフォームするのですから失敗したくないですよね。失敗を防ぐためにも、自分の目的に合ったリフォームの事例を確認しておきましょう。リフォーム業者に依頼する前も業者が実際にたずさわった事例をチェックしてくださいね。

2-1.キッチン

主婦にとって最も大切な場所が「キッチン」です。毎日3食、家族のために作らなければなりません。特に、子どもが多い家庭は料理が大変になるでしょう。できるだけ使い勝手のいいキッチンにしたほうが調理も楽にできます。近頃、人気急上昇しているのが対面式のキッチンです。対面式でも開放的でリビング全体を見渡すことのできるリフォームが人気になります。また、日中でも暗いキッチンの壁を取り払い、広々とした空間に変えることも可能です。今使用しているキッチンを見直してみて、何が不便なのか明確にすると良いでしょう。

2-2.洗面所やトイレなどの水まわり

洗面所やトイレなどの水まわりもリフォーム場所として重要ポイントです。マンションの場合、配管の位置関係から自由に移動できません。よって、範囲内でのリフォームが前提になるでしょう。洗面所を広くする、トイレに手すりをつけるなどさまざまなリフォーム内容があります。浴室と脱衣所の温度差からヒートショックになりやすいバスルームをリフォームするケースも増えているのです。

2-3.リビング

家族が集まるリビングはできるだけ広く、明るい空間が好ましいです。ダイニングとリビングの間にある壁を取り払い空間を作る、和室とダイニングキッチンを1つの空間にするなど主に壁や柱を取りのぞく施工が増えています。リビングが快適な空間になれば、家族とのコミュニケーションも自然と増えるでしょう。また、たたみ部屋をフローリングにするなど床のリフォームも多いです。

2-4.屋根・エクステリア・ベランダなどの外観

リフォームの施工事例は内装だけではありません。屋根や外壁、エクステリア、ベランダなど外観に関係する部分までリフォーム内容に入っています。屋根・外壁は定期的に塗り替えをしていかなければなりません。使用している素材にもよりますが、およそ10年ごとのサイクルになるでしょう。また、家の前にある道路から家の中が見えないよう目隠しフェンスを作る、ウッドデッキを導入して子どもの遊び場を作るなどさまざまです。

2-5.階段・廊下

太陽が出ている日中でも階段や廊下が暗いと非常に危険です。さらに暗くなる夜は足元が確認できず転びやすくなります。そこで、暗い階段や廊下を明るくする工夫が必要です。たとえば、窓や手すりを取りつけるなどリフォームする人が増えています。また、階段の幅を大きくする、踊り場を設けるなど方法はたくさんあるものです。予算や家の間取りを考えたうえで計画を立てていきましょう。

3.リフォームの種類

リフォーム内容には場所のほかにもさまざまな種類にわけることができます。主に、「目的」によって介護(バリアフリー)リフォーム、エコリフォーム、デザインリフォーム、店舗リフォームに区別できるでしょう。では、それぞれ詳しく説明します。

3-1.介護(バリアフリー)リフォーム

代表的なリフォームは「介護(バリアフリー)リフォーム」です。年老いた両親と生活することになれば、高齢者が快適に感じる生活空間にしなければなりません。また、自分たちが将来年老いたときのことを考え、新築と同時にバリアフリー対策をする家族も増えています。介護(バリアフリー)リフォームと言ってもさまざまなやり方があるのです。階段や廊下に手すりをつける、玄関やドアの段差をなくす、車いすでも移動しやすいように間取りを変える、足元にランプを取りつけるなどたくさんの施工事例があります。一緒に生活する家族のことや将来をきちんと考えたうえで計画を立ててくださいね。

3-2.エコリフォーム

環境にやさしいエコ志向が高まりつつある現代、リフォームでも「エコリフォーム」が注目をあびつつあります。エコリフォームの基本は省エネ効果を高める空間作りです。断熱フィルムや断熱材を導入することで夏は涼しく、冬は暖かい環境になります。結果、エアコンや暖房器具を使う回数も減るのでエネルギーの消費を抑えることができるのです。エコリフォームの中には太陽光を利用した太陽光発電など自然の力を利用するタイプもあります。自然環境への影響やエネルギー節約に努めたい人はぜひチェックしてみてください。

3-3.デザインリフォーム

できるだけ、家族の理想に沿った内観に仕上げたいものです。より快適な生活空間にするには、自分たちの好みに合ったリフォームをしなければなりません。そこで、活躍するのが「デザインリフォーム」です。デザインリフォームは一軒家・マンションでも自分たちの好みに合わせてリフォームできます。たとえば、思い出深い家をリフォームする際、取り壊すのは心が痛むものです。取り壊さずに家族全員が生活しやすい家に改善すれば、すべてが丸く収まるでしょう。たとえば、築80年以上の旧家ならではの雰囲気を残しつつ、現代風にアレンジします。昔の趣(おもむき)を残すことができるので、思い出を壊さずにリフォームできるでしょう。

3-4.店舗リフォーム

店舗は集客率に影響を与えます。外観・内観の印象が悪いと集客率も低くなるでしょう。そこで、新しい店舗に作り直すのが店舗リフォームです。クロスの貼り替えから外観のデザイン変更まで幅広く対応できます。より理想的な店舗にするためにも、お店のコンセプトや客層を明確にしておきましょう。

4.リフォームのポイント

実際、リフォームをする前に確認すべきポイントがたくさんあります。事前に確認ポイントを把握しておけば、大切な部分を見落とすこともありません。より理想に沿った快適な生活空間を作り出すことができるでしょう。では、一緒にリフォームのポイントをチェックしていきたいと思います。

4-1.リフォームのこだわりは優先順位を

リフォームにおけるこだわりは家庭によってあるはずです。キッチンはこうしたい、リビングは必ず広くしたい、手すりは絶対につけたいなどさまざまな要望・こだわりがあるでしょう。しかし、すべてを取り入れようとすればある程度の費用が必要です。予算内で抑えるためにもリフォームのこだわりは優先順位をつけてください。家族全員で話し合い、必ず押さえておきたいところを優先順位で決めていきましょう。

4-2.さまざまなショールームを見学する

雑誌や写真を見るだけでは具体的な想像ができません。より成功に近づけるためにも、実際にリフォームした家を見せてもらってください。リフォーム業者に問い合わせてみると、施工したお宅が見学できる可能性もあります。そして、さまざまなショールームを見学しましょう。実際に、いくつかのショールームを見ることで、リフォームの内容や目的が明確になります。ショールームを見学した後は家族や業者としっかり話し合いをしてくださいね。

4-3.費用の相場はどのくらい?

リフォームをする際、最も気になるのが「費用」だと思います。ほとんどの人ができるだけ安い費用で理想的な生活空間に仕上げたいと思っているでしょう。リフォームの内容によって費用は異なりますが、およそ10万~200万円になります。部分リフォームであれば100万円以内で済む場合がほとんどです。一方、大がかりな全体リフォームになると200万円以上必要になるケースもあります。

4-4.数社の見積もりを比較する

よくあるリフォームの失敗例には「見積もりの確認ミス」があります。リフォーム業者から出た見積書を確認していなかったせいで金銭トラブルに発展した事例もあるのです。リフォームを成功に収めるためには見積もりをきちんと確認してください。もし、不備な点やわからない点があればすぐに業者へ尋ねてみましょう。きちんと答えてくれる業者なら安心できますが、答えてくれない、質問を軽く受け流すような業者は信用できません。また、見積書は最低でも3社~4社比較するといいでしょう。なぜなら、比較することで違いが見つけやすくなるからです。悪徳業者を見極めるポイントになりますよ。

4-5.よくある質問

リフォームに対する疑問はさまざまです。近年、特に増えてきている質問が「耐震リフォーム」にかんする内容になります。地震が頻繁に起きている日本だからこそ、できるときに耐震リフォームをしておかなければなりません。昭和56年に耐震基準の大改定がなされました。よって、昭和56年以前に建設した家は耐震リフォームが必要になるでしょう。リフォーム前に自分の中にある疑問点は解決しておきたいですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?リフォーム・リノベーションについて詳しく説明してきましたが、大切なのは知識を身につけることです。手抜きしやすい工事だと言われているリフォームは、業者とのトラブルが後を絶ちません。順調にリフォーム計画を練って工事を進め、理想どおりの仕上がりにするには信頼できる業者に依頼することが大切になります。きちんと知識を身につけて、家族と業者でリフォーム計画を立てていきましょう。