床がきしむのはなぜ? 原因を知って早めに対策をするコツは?


床の上を歩いたときにきしむ現象に悩まされてはいませんか?
このようなきしみが起こっていると、「その部分が脆(もろ)くなっているのではないか…」と、不安になってしまうでしょう。また、アパートやマンションに住んでいる人の場合、床のきしむ音が原因で、下の階に住んでいる人とトラブルに発展してしまう可能性もあります。
そこで、この記事では床がきしむ原因と対策についてご紹介していきましょう。床のきしみに悩まされているという人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

  1. 床がきしむ原因
  2. 床のきしみを放置するとどうなる…?
  3. 床のきしみ対策

1.床がきしむ原因

床がきしむ原因には、どのようなものが挙げられるのでしょうか。ここでは、床がきしむ原因についてご紹介していきます。

1-1.原因は大まかに4つある?

床がきしむ原因として、ほとんどの場合に考えられるのは次の4つです。

  • フローリング材のつなぎ目から音が出ている
  • 床組みが傷んでいたり、腐食していたりするために音が出ている
  • 根太タルキとフローリング材が擦れて音が出る
  • 床組みと根太タルキが擦れている

以上、このような原因から、床がきしむようになることが多いとされているようです。

1-2.多少きしむ程度なら問題なし?

フローリング材として使われている木材が、室内や室外の湿気を吸収してしまうと、伸縮が起こります。こうなると、人がその上を歩いたときにきしむようになってしまうのです。また、梅雨の時期になると木材が湿気を含みやすくなるため、同様にきしみが起こりやすくなると言われています。しかし、これらは季節性のものや、自然現象のものであるため、特に問題はないでしょう。きしむ音がそこまでひどいものではないのであれば、気にしなくても大丈夫です。

1-3.新築なのにきしむ音がする場合

新築だったり、リフォームしてから間もないのに床がきしんだり…ということは、よくあるようです。この場合は、施工したときに使った木材が十分に乾燥しきれておらず、膨張しているために起こっている可能性が高いでしょう。そのため、ある程度時間が経(た)ってくるときしみがなくなってくるはずです。もし、全くきしむ音がおさまらない場合は、ほかの原因を考えると良いでしょう。

1-4.シロアリが原因の可能性も…?

床のきしみがひどい場合、シロアリが原因の可能性もあるので、注意が必要です。特に、台所や洗面所、浴室など水回り周辺で床のきしみが気になっている場合は、シロアリ被害にあっている可能性が高いと言えます。このような水回りは、木材が湿気(しけ)てしまう可能性も高いため、シロアリにとって快適な環境になりやすいのです。放置しておくと突然床が抜け落ちてしまうなどのトラブルが発生する可能性もあります。そのため、水回りの床がきしんでいる場合は、早めの対策を心がけるようにしましょう。

原因は大まかに4つあるんですね。
フローリング材のつなぎ目から音が出ている、床組みが傷んでいたり、腐食していたりするために音が出ている、根太タルキとフローリング材が擦れて音が出る、床組みと根太タルキが擦れている、の4つです。

2.床のきしみを放置するとどうなる…?

月日が経(た)てば床もきしむもの、問題ない…と、放置していませんか? 床のきしみは初期段階であったり、一時的なものであったりする場合は特に問題ないでしょう。しかし、特に原因を追求せずに放置していると、大変なことになってしまう可能性もあるので、注意が必要です。ここでは、床のきしみを放置した場合の危険性についてご紹介します。

2-1.床が抜けてしまう可能性

床下の木材などの劣化が原因で床のきしみが発生している場合、そのまま何もせずに放置しているとどんどん劣化が進み、最終的には床が抜けてしまう危険性があります。人が歩いたときに床が抜けてしまうと、足を骨折するなどの重症につながる可能性もあるため、注意が必要です。特に台所、洗面所、浴室などの水回りは知らないうちに劣化が進みやすいので、日頃から注意していきましょう。

2-2.シロアリの巣窟になってしまう可能性

木材が湿気(しけ)て腐敗してくると、シロアリにとって非常に暮らしやすい環境となってしまいます。シロアリたちは、その木材をエサにしてしまうため、どんどん木材がもろくなっていき、より床が抜けやすい状況になってしまうのです。それどころか、そのままシロアリの巣が広がっていくと、建物全体の耐久力が失われてしまいます。その結果、地震が起きたときに家が倒壊しやすくなるなどの危険性も出てくるのです。このような危険な状態になるのを防ぐためにも、床のきしみ対策は早めに取り掛かるようにしましょう。

放置するのは危険なんですね。
床が抜けてしまう可能性や、シロアリの巣窟になってしまう可能性があります。倒壊しやすくなるなどの危険性も出てくるため、床のきしみ対策は早めに取り掛かるようにしましょう。

3.床のきしみ対策

床のきしむ音が気になった場合、どのような対策をすればいいのか…と、悩んでしまう人は多いと思います。そこで、ここでは床のきしみ対策法について、いくつかご紹介していきましょう。

3-1.部屋の湿度をコントロールする

床がきしむ最大の原因とされているのが、フローリング材として使われている木材の湿気と乾燥です。そこで、除湿機や加湿器を日頃から使って、部屋の湿度を一定に保つよう心がけていきましょう。また、天気の良い日には窓を開けて換気を行うことも重要です。

3-2.掃除をするときに水を使うなら注意が必要

床掃除をするときに、濡(ぬ)れた雑巾を使って拭き掃除をしたり、濡(ぬ)れたお掃除シートを使ったりしていませんか? このように、水気のあるもので床を拭いたときに、その水気をしっかり拭き取っておかないと、床の木材に湿気を与え、腐食させる原因となってしまうので注意が必要です。水拭きなどを行う場合は、必ず水気を残さないように、しっかりと拭き取ることを心がけましょう。

3-3.水をこぼしたときはすぐに拭き取ろう

床に水をこぼしてしまったとき、「後で拭けばいいや」と、つい後回しにしていませんか? 床にこぼれた水はどんどん木材に吸収されてしまい、木を腐食させる原因となります。そのため、木材の腐食を防ぐためにも、こぼしたらすぐに拭く習慣をつけましょう。

3-4.適度にワックスがけをする

掃除をしたときの仕上げとして、ワックスをすることによって、床がきしむのを防ぐことができます。ワックスがけはなかなか大変なものなので、やっていないという人も少なくないでしょう。でも、これをするだけで床のきしみを防ぐことができます。1か月に1度でもいいので、適度にワックスがけをすることを心がけてみてください。

3-5.きしみがひどい場合は一刻も早くリフォーム業者を利用しよう

いろいろな対策をしてみても、きしみが直らない…とい場合は、木材の腐食が深刻化していたり、シロアリの巣窟になっていたりする可能性が高いです。このような状態では、いつ床が抜け落ちて大怪我(けが)をしてしまうことになるか分かりません。そのため、どうしてもきしむ音がおさまらない場合は、早いうちに専門のリフォーム会社に相談してみましょう。
リフォーム業者を利用したことがなくて不安…という人は、無料見積もりを行っている業者を中心に選ぶことをおすすめします。無料見積もりを行っている業者に依頼することで、まず床がどのような状態になっていて、どのくらいの費用がかかるのかを事前に知ることができるため、安心ですね。また、業者を選ぶときは、ホームページなどで所在地や電話番号、許可番号などを確認するようにしましょう。これらの項目がしっかり記述されている業者でない場合、悪徳業者の可能性もあります。十分に注意しましょう。

部屋の湿度をコントロールするといいんですね。
床がきしむ最大の原因は木材の湿気と乾燥のため、部屋の湿度を一定に保つよう心がけることが重要です。

まとめ

床がきしむ原因と対策についてご紹介してきましたが、いかがでしたか? 床のきしみは多少であれば気になりませんが、あまりにひどくなってくると、床が抜けてしまうのではないかという不安がつきまとうようになったり、階下の人とトラブルになったりと、なかなか大変なものです。特に床のきしみ原因として、シロアリが関係していることもあるため、その場合は非常に厄介となります。日頃から床のきしみ対策を行いつつ、定期的に、業者によるメンテナンスを行っていけば、大惨事になってしまうことを防ぐことができるでしょう。安心して住める空間作りをするためにも、床のきしみ対策について、積極的に取り組んでみることをおすすめします。