急な階段の安全対策や階段リフォームのポイント・注意点とは?


「階段」にはさまざまな危険がひそんでいます。
高いところでつまずいてしまえば1番下までまっさかさまです。
打ちどころが悪いと大事故につながってしまいます。
安心して生活するためにも、急な階段は安全を確保しなければなりません。
そこで、急勾配な階段の安全対策や階段リフォームのポイント、リフォームする際の注意点について説明します。

目次

  1. 急勾配な階段の安全対策
  2. 階段リフォームのポイント
  3. リフォームする際の注意点
  4. まとめ

1.急勾配な階段の安全対策

室内での事故で多い場所が「階段」です。
幼い子どもから高齢者まで幅広い人が階段でケガをしています。
特に、急勾配な階段は注意が必要です。
そこで、急勾配な階段の安全対策を紹介しましょう。

1‐1.階段をのぼらないように「フェンス」をつける

家事などで忙しいとき、子どもの面倒を見ることはできません。
目を離したすきに階段をのぼって転げ落ちるケースも多いです。
子どもの安全を守るためにも、階段の入り口にフェンスを取りつけてください。
ベビーフェンスなど簡易なもので構いません。どうしても忙しく幼い子どもの世話ができないとき、階段に取りつけると良いでしょう。
急勾配になっている階段は幼い子どもが転びやすくなります。
のぼろうとして後ろから転がり落ちると大変です。
頭を強打してしまえば脳が傷つく恐れもあるでしょう。
安心できる環境で子どもを育てるためにも、ベビーフェンスを活用してみてくださいね。

1‐2.「手すり」を取りつける

急勾配な階段の場合、つまずいても安心できる「手すり」を取りつける対策がおすすめです。
手すりがあるかないかとでは大きな違いが出ます。
手すりがあるだけでも安心して階段ののぼりおりができるでしょう。
DIY経験者であれば、自分で手すりを取りつけることも可能です。
ホームセンターや家具ショップなどにはさまざまな「手すり」を販売しています。
必要な道具を購入してベストな位置に取りつけるだけです。
自分で取りつける際は、家族の利き手や家族構成を考えてくださいね。
また、業者に依頼する際はおよそ5万~で取りつけることができます。手すりをつける程度であれば費用も高くないのでお手軽です。
幼い子どもがいる場合は子どもの背丈に合わせて設置すると良いでしょう。

1‐3.階段に「すべり止め」をつける

急勾配な階段の安全対策には「すべり止め」を取りつける方法があります。
スリッパを利用している人はすべりやすくなっているでしょう。
すべり止めがついているタイプもありますが、勢いがあるとすべって転んでしまいます。
よって、急勾配の階段にもすべり止めをつけてください。
階段が木製であればすべり止めの利用ができます。
すべり止めはシールが一般的になっていますが、ワックスの中にもすべり止めタイプがあるのでおすすめです。
すべり止めマットよりもワックスやシールのほうが安心して利用できるでしょう。
幼い子どもがのぼりそうな階段にすべり止めシールを貼って安全対策をしてくださいね。

2.階段リフォームのポイント

2‐1.ゆるやかな勾配にする

幼い子どもの安全を守るため、急勾配の階段をリフォームする人が増えてきています。将来についても考えると、自分たちが老いたとき急勾配の階段は事故のもとです。
今のうちに安全を確保する必要があります。
階段リフォームのポイントは、急勾配をゆるやかにすることです。
理想的な階段の勾配は45度と言われています。
人間にとって安心してのぼることのできる勾配はおよそ30度~35度です。
また、地方のまちづくり条例や住宅性能表示によって異なるため、リフォームをする際は必ず確認してください。
ゆるやかな勾配にするにはどうすれば良いのか、リフォーム業者との入念な打ち合わせが必要になりますよ。

2‐2.幅が広く、中間に踊り場をつくる

今、家の階段はどのようになっていますか?
安全に生活できる階段は幅広い特徴を持っているものです。
階段の幅が広いととても安心してのぼりおりができるでしょう。
建築基準法において階段の幅は75cm以上になっています。
しかし、75cmは1人分だけしかとおることができません。人の肩幅は平均60cmです。よって、2人分120cmの幅を確保したほうがよいでしょう。
また、中間に踊り場をつくることも大切です。
足場を確保するためにも広い踊り場をつくってください。
階段の形状には「直階段」「回り階段」「直&回り組み合わせ階段」「折曲がり階段」があります。
直階段にできる構造なら良いですが、できない場合は折曲がり階段がおすすめです。
折曲がり階段は学校でよく見かけるタイプになります。

3.リフォームする際の注意点

3‐1.階段リフォームに「明るさ」をプラスする

急勾配の階段をリフォームする際、階段の勾配だけでなく「明るさ」にも注目してください。
昼間は窓から差し込む光で足元が確認できます。
けれども、夜は階段が真っ暗になるでしょう。
うえのほうに設置する電灯だけでは足元が不安定です。
暗い中、階段をのぼりおりするのは非常に危険な行為になります。
よって、階段リフォームをする際は足元にも「明るさ」をプラスしてください。
最近では、足元灯(フットライト)を取りつける人が増えてきています。
フットライトはできるだけ2~3段置きに1つずつ取りつけてください。センサーつきのフットライトは暗いとき、階段をのぼりおりするだけでライトがつきます。
足元がハッキリわかるので安心して移動できるでしょう。

3‐2.安心して依頼できる業者を選ぶ

階段リフォームをするときは自分にとって安心できる業者に依頼してください。
リフォーム業者の中には不正を働く悪徳業者もいます。
満足いく階段にリフォームするには安心できる優良業者に依頼することが大切です。
親身になって考えてくれるリフォーム業者は、お客様の意見+より良い環境にするためのアドバイスをくれます。
お客様の要望以上のリフォームにしようと努力してくれるのです。
無料見積もりはもちろん、業者と打ち合わせをするときはスタッフの反応を見てください。
真剣に意見を聞き入れて提案してくれる業者は安心できます。
けれども、契約をせかそうとする業者は危険です。
業者の反応を見ながら安心して依頼できるかどうか判断してくださいね。

4.まとめ

急勾配な階段の安全対策や階段リフォームのポイント、リフォームする際の注意点について説明しましたが、いかがでしたでしょうか。
急勾配の階段は小さい子どもだけでなく、高齢者も非常に危険です。
将来のことも考えたリフォームにすると良いでしょう。
満足いくリフォームにするためにも、業者と真剣に打ち合わせをして工事をすすめてくださいね。

  • 子どもが階段をのぼらないようにフェンスをつける
  • 「手すり」を取りつける
  • 階段に「すべり止め」をつける
  • ゆるやかな勾配にする
  • 幅が広く、中間に踊り場をつくる
  • 階段リフォームに「明るさ」をプラスする
  • 安心して依頼できる業者を選ぶ

以上は押さえておきたいポイントになります。
階段リフォームは費用がかかるため、入念な打ち合わせが大切です。
どうすれば安全な階段になるのか、勾配やデザインを踏まえつつ設計しましょう。
また、さまざまな施工例を見るのも参考になりますよ。
業者が手がけた施工をいくつか見て、家族構成や将来を見据えた階段にしてください。