リフォームと建て替えはどちらを選ぶ? 状況別のメリットを紹介!


持ち家はあるけど、少し古くなってきてしまい、リフォームと建て替えで迷っている…

そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?

建て替えかリフォームかどちらが良いかを断定するのは、非常に難しいことなのです。

建て替えかリフォームか迷っている場合には、状況に合わせて選ぶということが大切になります。

それぞれのメリットとデメリットや、どのようなケースにどちらが適しているかなど、リフォームと建て替えを検討している方のために役立つ情報をご紹介します。

1. リフォームと建て替えは何が違う?

1-1.リフォームとは?

既存の建物を利用して “改築”や“改装”をおこなう建築方法です。

リフォームというと、部屋の模様替えなど小規模なものをイメージしてしまいますが、家全体を改築する大規模なものもあります。
建て替えとリフォームを検討しているという場合には、大規模なリフォームを視野に入れましょう。

大規模リフォームでは、建て替えと同様に一時的な住居が必要なケースもあるので計画的にリフォームを進めることが大切です。

リフォームという言葉は和製英語であることから、近年では“リノベーション”と言いかえる建築業者もあります。

1-2.建て替えとは?

建て替えは、既存の住宅を壊し新たに家を新築する建築方法です。

日本では中古物件の需要が少なく、住宅を修復して使うよりも建て替えてしまうことが多い傾向にあります。

住宅の傷みやすい風土の日本では、古い住宅は建て替えるというのが一般的でしたが、近年は住宅のリフォーム技術も高まり、リフォームと建て替えに機能的な差はありません。

2. それぞれのメリット・デメリットとは?

2-1.リフォームのメリット

【快適な住宅として住宅を再構築できる】

すでに建っている住宅を手直しするリフォームは、快適な住宅として再構築できるメリットがあります。

不必要なものや使い勝手の悪いものを改善して、使い勝手を向上できるリフォームは完成後のイメージを持ちやすく、住宅の快適性を高めることが可能です。

近年では、外壁の機能や木材の防腐処理など、さまざまな面から劣化しにくい住宅が増えており、築30年程度であれば経年劣化による強度低下の心配もありません。

【工期が短く、仮住まいが必要ないケースもある】

リフォームのメリットは建て替えに比べて工期が短いということです。

また、リフォームの規模にもよりますが、仮住まいを必要とせずに作業を進められます。

【予算が抑えられる】

建て替えに比べリフォームは、おこなわれる作業が少ないため予算を抑えられます。

基礎や柱に損傷があった場合には修復作業が必要になるケースもありますが、それを含めても建て替えよりも予算は安いといえるでしょう。

2-2.リフォームのデメリット

【地下設備の修復が難しい】

一部の大規模なリフォームを除いて、水道管や下水管、ガス管など埋設された設備の修繕が難しいというのがリフォームのデメリットです。

埋設された設備は劣化状況が判断しにくいのでリフォーム後に不具合が見つかるということも少ないながらあります。

水道管や下水管、ガス管などはリフォームを計画する前に、必ず診断をして問題ないことを確かめることが大切です。

【間取り自由度が低い】

リフォームは既存の柱を再利用して改築するので、間取りなどを自由に変えることが難しい傾向があります。

広いリビングを作ろうとしても、“動かせない柱”が存在することで、部屋の中央に柱が残ってしまうことも珍しくありません。

2-3.建て替えのメリット

【制限なく自分の理想の家を建てられる】

建て替えのメリットは、住み慣れた土地に制限なく自分の理想の家を建てられるということにあります。

もちろん、資金面や建築制限などの面から何の制限もない訳ではありませんが、リフォームに比べると自由度に関しては比較できないほどです。

基礎も新たに施工されるので、土地に対する住宅の位置も詳細に計画ができます。

【住宅設備のすべてが新しくなる】

建て替えは新築なので電気、ガス、上下水道などすべての住宅設備を新しくできます。

根本的な住宅設備を新しくできることは建て替え最大のメリットと考えて良いでしょう。

2-4.建て替えのデメリット

【建て替えには多くの費用がかかる】

建て替えは新築とは異なり“旧住宅の解体費用”“建築解体廃棄物の処理費用”が必要になります。

さらに新築同様に“登録免許税”“不動産税”“固定資産税”などの一部の税金には軽減措置もあるものの税金を支払わなければなりません。

建て替えは、リフォームに比べ費用の面で、さまざまな負担があることを覚えておきましょう。

【仮住まいの準備や引っ越しが必要になる】

建て替えでは“仮住まい”や“引っ越し”の準備などの負担があります。

特に仮住まいに関しては、工期が4カ月~6カ月程度と長く、大きな出費につながります。

【必要な工事が多く、工期が長い】

建て替えでは“古い住宅の解体”や“土地の整備”などの費用が必要になります。

基礎工事や水道、下水、ガスなどの設備工事がおこなわれるためリフォームよりも多くの工期が必要になります。

工期が長いことから“仮住まい”の出費負担も大きい傾向にあるので注意が必要です。

3. 状況によって選ぶことが大切

3-1.基礎や構造的な欠陥がある場合

基礎に大きな欠陥や建物の構造的な欠陥がある場合には、住宅リフォームでは対応できないことが多く“建て替えが適切”です。

基礎や構造的な欠陥を見極めるのは難しいので、基礎の状況や柱・梁の強度確認など専門家の立会いの下で調べるようにしましょう。

3-2.比較的状態の良い住宅の場合

“外壁材の機能性向上”や“木材の防腐処理”などから住宅が劣化しにくい傾向があります。

築20~30年程度であれば、劣化も少なくリフォーム次第では快適な住宅として生まれ変わらせることができます。

築40年以上となると耐震面での不安が残ってしまいますが、柱や梁、筋交いの追加などによってある程度は強度を高めることも可能です。

築50年以上の古民家は、現在では入手できない柱や梁を使用しているケースもあり、リフォーム次第では新築を超える価値を持った住宅を手に入れることもできます。

4. リフォームと建て替えの相談を業者に依頼する際の注意点

4-1.相談のできる業者に依頼する

リフォームと建て替えを検討しているという場合、しっかりと相談できる業者に依頼するというのが大切です。

リフォームのメリット、建て替えのメリットなど総合した判断を行ない検討するということは“理想の空間を実現”するための非常に大切な準備期間といえるでしょう。

業者を選ぶ際には、“リフォーム無料相談”などを利用した上で、納得のできる業者を選ぶようにしましょう。

4-2.リフォームの計画は専門業者に任せる

リフォームには多くの知識や技術が必要なのですが、一部の悪質な業者によるリフォーム被害が増加しています。

このような悪質業者の被害に遭わないためにも、“信頼でき業者選び”は非常に大切です。

リフォームに関する無料相談や施工事例などを参考に、信頼できる業者を選ぶことは非常に大切な心がけといえるでしょう。

まとめ

住宅の建て替えとリフォームを検討しているという場合には、慎重に判断することが大切です。

建て替えとリフォームを検討する際の注意点についてまとめてみましょう。

  • 建て替えとリフォームには、それぞれメリット・デメリットがある。
  • 住宅の状況に合わせて、建て替えかリフォームかを選ぶことが大切!
  • リフォームは新築を超える価値にある住宅になることもある。

建て替えとリフォームは総合的に判断して計画を練ようにしましょう。

近年では、リフォームに対する技術なども向上し、建て替えとリフォームでは住宅の機能性に大きな差はありません。

自分の求める住宅が、建て替えとリフォームのどちらで手に入れられるかを考えて、しっかりとした計画を練るということが上手な選択方法であるといえるでしょう。